「機動戦士ガンダム 水星の魔女」裏のウラまで見たくないかい?

スレッタとエリクトは別人か?小説や時系列から判明!クローン説やエアリアルの人格の謎をネタバレ検証

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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」スレッタ・マーキュリーエリクト・サマヤの性格があまりに違いすぎていて「別人では?」とウワサです。小説「ゆりかごの星」公式サイトから可能性が高いことが判明!クローン説MSの人工頭脳などをヲタ43年が紹介!

第1話と第2話を見た後に疑問が沸き上がった要因は4つ!

性格が変わり過ぎ?
小説「ゆりかごの星」の内容
公式サイトの時系列・年表が無い?

デリング、ヴィム、サリウスがあまりに老けすぎ?

追記:第5話で地球寮の仲間が占いをした際に「兄弟がいるんじゃない?」という結果が!

追記:第6話でベルメリア(プロスペラの後輩)が「今更、21年前の復讐なんて」というセリフが!(年表がわざと無かった推測、当たってましたね)

更に追加で出てきた疑問が・・・

「ハッピーバースデートゥユー」の歌詞が違う!

ということですね。

目次

スレッタとエリクトは刻(とき)の流れで性格が変わっただけ?

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」はガンヲタ43年から見ても、「非常に面白い」ガンダム作品です。

また、「少女革命ウテナ」や「コードギアス」(DVD全巻所有)ファンから見ても、「非常に素晴らしい」学園系ロボットアニメです(モビルスーツはロボットじゃない!と言いたいところだけど)。

まあ、今さらですがガンダムの主人公は歴代、「ロボットヒーローの主人公」ぽくない人物が多いです。

初代のアフロ・・・、アムロ・レイ(コミュ障・マイコンオタク)カミーユ・ビダン(名前コンプレックス・空手部・ケンカ早い)など。

ジュドー・アーシタはそんな不評の声を反映して、「明るく元気な少年(13歳)」にしましたが、逆に不評を買いました。

なので、今回のスレッタ・マーキュリーが「オドオドした性格で、しゃべるのが苦手」なのも、現代の若者を反映している感じがあり、わかる気もするのです。

ただ、プロローグを見た人は、エリクト・サマヤがあまりに「積極的で、おしゃべりで、行動力があった」ので、

一体、何があったの?(まあ、過酷な迫害と逃亡生活ですが)

と思うぐらい別人格になっています。

なので、素直に考えれば、エリクト・サマヤは

父親が死んだことを知る(後から聞かされる)
キレイな花火は人を殺めたことを知る(はしゃいだ自分に後悔)
厳しい逃亡生活(人間不信になる)
水星での過酷な生活(はしゃぐことを止める)

といった過程を経て、現在のスレッタ・マーキュリーの性格になったと結論付けることができます。

もちろん名前が違うのは、正体がバレないようにする為の偽名です。

ただ、そう素直になれないのがガンダムファンでして・・・。

次に小説「ゆりかごの星」を検証してみます。

スレッタとエリクトは別人か?小説「ゆりかごの星」の内容

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の公式サイトで公開されている小説「ゆりかごの星」も非常に面白い内容ですね。

特に、スレッタの水星圏での生活ぶりや活躍、そしてエアリアルとの対話が明確に伝わってきます。

そこで、一点気になることがありますよね?

舞台はスレッタが6歳からの話ですが、時折4歳時の話も出てきますよね。

ところが一貫して、「スレッタ」という名前しか出てきません。

一度も、エリクト(エリー)の名前が出てきません。

だって、もうスレッタに名前を変えたから当然でしょ?

という声もわかります。

ただ、どこかの金髪グラサンと違い、「私はクワトロ・バジーナだな。それ以上でも、それ以下でもない」と簡単にはわりきれないものですよ。

ましてや、エリクトは自分をエリーと呼んでいたので、6歳程度だとそんな簡単に

「自分の名前はスレッタ、エリクトって何?」

とわりきれません。

もちろん、それだけ過酷な目にあったから決して本来の名前「エリクト」は名乗らないと心に誓ったかもしれませんが。

水星どうでしょう?

となると、この6歳のスレッタは、果たして本当にエリクトなのかが疑問視してしまうのは考えすぎでしょうか?

次に、「公式サイト」の時系列から、「ある疑問」が沸いてくるのです。

スレッタとエリクトは別人か?時系列から判明!

年号が記載されていない!

「公式サイト」の時系列を見ると気づかれると思いますが・・・

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第1話では、

A.S.(アド・ステラ)122

と明確に記載されています。

アドはAD、紀元か?
ステラはStella、惑星とか星を意味するラテン語。

ガンダムは「宇宙世紀時代」から、年号を大事にしています。

しかし、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」PROLOGUE(プロローグ)では、

A.S.に触れていない(記載されていない)

のです。

サンライズさんが、うっかり忘れるはずがありません!(年表はガンダムシリーズでは命!)

つまり、わざと記載していないのです、だってA.S.110 じゃないから。

推理小説のようなミスリードか?

でも我々は、第1話はプロローグから12年後ぐらいと認識しています。

それは・・・

プロローグ:エリクトが4歳
第1話:スレッタが16歳(17歳?)

という情報から、我々が勝手にそう思い込んでいるからです。

これは、よく推理小説で用いられる手法で「客観的な事実から間違った推理を導かせる」手法ですよね。

水星までどれくらいの距離と時間か?

実はこれも重要な要素です。

航行時間とそれの準備期間を考えると、時間的に無理かもしれないので。

デリング、ヴィム、サリウスがあまりに老けすぎ?

これは最初から指摘されていたことですが、

デリング、ヴィム、サリウスがあまりに老けすぎ?

ということです。

わずか12年ぐらいで、あんなに髪の毛が真っ白で肌もしわしわになるのか?

と誰もが疑問に思ったはずです。

しかし、ガンダム好きは「過酷な宇宙環境だから」と上手くリードされてしまいました。

が、そんなに過酷な宇宙環境ならば、他の人全員まともに暮らせませんよね?

でも、アスティカシア学園の学生や指導員は、別に若くして老けている人は見受けられません。

となると、プロローグに登場していたデリング、ヴィム、サリウスは

年相応に老けたのでは?

という答えになります。

もしかしたら、20年以上(あるいはもっと)が経過しているのではないでしょうか?

時間の経過の不一致

仮に20年が経過していたとした場合に、

プロローグ:エリクトが4歳
第1話:スレッタが16歳(17歳?)

から導かれた12年という年数との「時間経過の不一致」が生じます。

結論:敢えて言おう、スレッタとエリクトは別人であると!

以上、4つの点を考察してみました。

その結果・・・

性格の変わり過ぎ:過酷な環境のせい、或いは、別人
小説「ゆりかごの星」:エリクトの名前が一度も出てこない
公式サイト時系列:プロローグにA.S.の記載が無い(ミスリード目的)
ダブスタクソ親父と他二名が老けすぎ:本当は20年以上

ということが判明しました。

で、ここから判断すると、

スレッタとエリクトは別人

となります。なぜなら、

エリクトは20代半ばぐらいの可能性があるからです(・・・生きていれば)。

次に、スレッタとエリクトの関係性を考察してみましょう。

スレッタとエリクトの関係性は?

色々と考えることができますが、ガンダムの世界ということで(アナザーワールドとはいえ)、あまり変な話にはなりません。

スレッタはエリクトのクローン(別人説)

スレッタ・マーキュリーエリクト・サマヤの遺伝子を基にした「クローン人間」であると推察されます。

えっ、クローンって、スターウォーズじゃあるまいし、ちょっとガンダムっぽくないと思う人もいるかもしれません。

ところがガンダムの世界ではクローン人間は日常茶飯事なのです。

一番有名なのは、「機動戦士ガンダムZZ」に登場した、「プル軍団」ですね。

第2クールあたりから、エルピー・プル(当時のロリコンブームを狙ったキャラ)というアクシズの少女(11歳)が登場します(口癖は、プルプルプルプル~、と言いながら走る)。

彼女はなんと、キュベレイMk-Ⅱのファンネルコックピットに乗らなくても操作できる人工ニュータイプ(強化人間)だったのです。

彼女は天性の才能か強化されたかで能力が発揮できたのですが、天真爛漫で敵であるジュドー・アーシタと仲良くなります。

生みの親であるグレミー・トトは怒り心頭で、彼女の細胞を基にクローン人間を作ります。

それが、プル・ツーでした(エルピー・プルの激しい性格だけを強調した)。

その後、ザビ家の血を引くグレミー・トト(トト家はジオン公国の上流貴族)は「ニュータイプ部隊」を創設します。

その主力は、プルのクローン強化人間が量産型キュベレイMk-Ⅱのパイロットを務める部隊でした。

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この時の生き残りがプル・トゥエルヴで、「機動戦士ガンダムUC」に登場するマリーダ・クルスというのは有名な話ですね。

というように、ガンダムの世界では、いとも簡単にクローン人間が生成できます(1988年のアニメですら)。

となると、スレッタがエリクトのクローンというのは的を得ているように感じますよね。

では、なぜスレッタというクローンを作ったのか?

理由は・・・

エリクトが亡くなられた・・・(病気、事故、或いは、実験か?)
エリクトを危険な目に合わしたくない(クローンは身代わり)
クローン兵士の実験の為

など色々な理由が考えられます。

エリクトが亡くなったけど、彼女のパーメットリンク適応度は異常に高いので、その遺伝子を基にクローンであるスレッタを作ったと考えられます。

或いは、夫を目の前で失ったエルノラが、夫の血を引く大事な娘・エリクトを失いたくないので、クローンを作ったとも考えられますよね。

また、スレッタのコミュニケーション能力が低いのもクローンだから、そういった感情面が弱いとも考えられます。

スレッタはエリクトの別人格?(同一説)

これは、エリクトとスレッタが肉体は同一人物だが、精神が別だった場合です。

エリクトは水星の過酷な環境で育った為、外見は16,17歳だが実は20代半ばである可能性があります。

ただ、スレッタという別人格(16、17歳)が今は登場しているという説です。

しかし、通常、別人格は好戦的な傾向がありますし、戦闘中もスレッタのままでエリクトが登場した形跡が無いので、現時点での可能性は低いですね。

スレッタはエリクトの妹?(別人説)

エルノラはプロローグの時、既に妊娠していた場合、エリクトが20歳ぐらいで、スレッタが16歳ぐらいという話になります。

ただ、妊娠の描写は無かったですので、純粋に妹というのは考えにくいです。

しかし、エルノラが夫の遺伝子か何かを使用して、人工的に・・・という考えもないことはないですが、であればクローンで済む話ですしね。

追記:第5話で地球寮の仲間が占いをした際に「兄弟がいるんじゃない?」という結果が出ましたが、スレッタは「一人っ子」と答えてましたよね?

ここから、考えられることは・・・

占いが外れている?
スレッタの知らない兄弟がいる?
スレッタの兄弟がいた記憶が消えている?

などが推測できます。

まあ、占いは当たっているとした場合、どちらかですよね?

スレッタを可愛がっているプロスペラですが、兄弟の存在を知らせていないか、記憶を消しているとしたら、その理由は?

プロスペラが「本当に」スレッタを大事にしているのなら・・・

兄弟姉妹が亡くなったことを知らせていない
兄弟姉妹の存在をあえて伏せている

が推測できます。

亡くなっていた場合

スレッタの兄弟姉妹が亡くなっていた場合、プロスペラが伝えていない理由は・・・

単純につらい事を教えたくない
言えないような事件・事故で亡くなった

が考えられますよね。

存在を伏せている場合

スレッタの兄弟姉妹の存在を伏せている場合、プロスペラが伝えていない理由は・・・

特殊任務に参加しているから黙っている
言えない存在
そもそも知らない

特殊任務なら、まあいいのですが、「言えない存在」については「ある説」が浮上してきています。

「そもそも知らない」という場合は、スレッタ自体が「戦災孤児」で実はプロスペラの養子である場合ですが、今のところこの線は薄いでしょう。

エリクトはコールドスリープしていた(同一説)

エリクトがコールドスリープ(冷凍睡眠)をしていた為、時間が合わない説です。

この場合、スレッタとエリクトは同一人物ですが、人格が変わってしまった理由の一つといえます。

ただ、可能性は非常に低いですね。

エリクトはスレッタのお母さん?(別人説)

エリクトはスレッタのお母さんという説もあるようです。

個人的には好きですが、CVの関係上、難しいですかね?

エルノラのCVである能登麻美子さんが、エリクトの何年か後(その場合、レディ・プロスペラはエリクト)を演じ、
エリクトのCVである市ノ瀬加那さんが、スレッタを演じる・・・。

・・・無い事はないでしょうが。

そうなると仮にエリクトが16歳でスレッタを生んだとして、現在スレッタが16歳なので・・・。

プロローグから28年ぐらいたっていることになりますよね。

デリングが当時30代前半として、現在は60歳前後・・・(ミオリネは40歳前半での娘)。

ヴィムはまだCEOじゃなく若い感じだったので、20代後半として、現在は50歳前半・・・(グエルは30歳半ばでの息子)。

無きにしも非ず!

無いとは思いますが、この説は面白いですよね!

エアリアルの人格の謎?

小説「ゆりかごの星」ではエアリアル目線でストーリーが進められていましたね。

また、第1話冒頭でも、スレッタがエアリアルと会話したり、エアリアルは家族と言ったり・・・。

まるで、エアリアルに人格があるかのようです(まあ、あるんですが)。

では、一体なぜエアリアルには人格があるのか?

そもそも、「GUNDフォーマット」のMS運用で問題となったのが、

人間と18mの巨大なモビルスーツを繋ぐと人間が負荷に耐えられない

という問題でしたね。

これを解決するには、「人間を更に強化する」或いは「モビルスーツを人間に近づける」という方法が考えられます。

そもそも、AIがどれだけ発達しても使う人間がその処理速度に追いつかないと意味がありません。

なので、

「人間にICチップなどを埋め込んでロボットにする」
「モビルスーツに人間の感情を持たせて人間にする」

という結論になるのですが、前者はサイボーグなどでできそうですが、後者はどうでしょうか?

ここから他の作品のネタバレ余談です

昔、「フロントミッション」という非常に面白いゲームがありました。
要約すると優秀な兵士だった二人の内、最も優秀な女性が誘拐されて、恋人の男性が仲間を集めながら彼女を救出するという話です(ざっくりし過ぎですが)。
で、ラストがトラウマもので、「パンツァー」と呼ばれる人型マシーンの究極の制御システムは人工AI・・・ではなくて、人の脳を埋め込むというものでした。
つまり・・・、彼女の脳がラスボスの「パンツァー」の電子頭脳でした・・・。

で、ここから本題に戻りますと、エアリアルには、「それに近い技術」が使われているのではと推測します(あくまで推測です)。

非人道的な技術ではありますが、過去に「強化人間」「クローン人間大量生産・破棄」などをしてきたガンダムワールドでは無いとは言えません。

となると、

エリクト = エアリアル

という仮説も成り立つのではないでしょうか?

まあ、これは無いと思いたいですが。

追記:エランが見た「小さい少女の幻影」

・・・無いと思いたいと願っていながら書いた記事でしたが・・・、第6話で一気に可能性が上がってしまいましたね。

追記:「今更、21年前の復讐なんて」

第6話でベルメリア(プロスペラの後輩)が

今更、21年前の復讐なんて

というセリフが飛び出して、やっぱり製作サイドが年表をわざと明記していたのは「この話の為」だったようですね。

現在スレッタは17歳になっているようで、21年前だと生まれていませんよね?
プロローグの時、エリクトは4歳でしたから、現在(A.S.122)は25歳になっているはずです(生きていれば)。

正直、私の推測が当たって「嬉しい!」という気持ちよりも、「当たってしまった・・・外れて欲しかった・・・」というのが本音です。

まあ、ガンダムを43年も見ていると(サンライズアニメも70年代から)、この手の展開はそれほどビックリしませんが、若い人はトラウマになるのではと心配もします(乗り越えてください!)。

追記:「ハッピーバースデートゥユー」の」歌詞が違う!

エリクトが父・ナディム・サマヤに歌ってもらっていた「ハッピーバースデートゥユー」(トラウマ)の歌詞と、スレッタが第6話で歌っていた歌詞が違う点に気づかれましたでしょうか?

これもエリクトとスレッタが「別人」を強調する結果になりましたね。

スレッタがエリクトだったら、

「父親が死ぬ直前に歌ってくれた歌は歌えないはず」

ですよね?

でも、スレッタは躊躇なく、エランが鬱陶しいと感じるくらいに歌ってました。

しかも、ナディム・サマヤが歌った歌詞とは違うバージョンで!

追記:敢えて逆説を唱える

敢えて逆説である、

スレッタ ≠ エリクト がミスリード

も考えてみました。

第7話のドレス姿のスレッタが・・・

17歳のふりをしている25歳の高校生

にも見えなくはなかったからです。

まとめ

スレッタとエリクトは別人か?」について考察してみました。

「デリング老けすぎ」とか色々、火種はありましたが、何といっても

プロローグがA.S.何年かが分からない!

という製作サイドが敢えて伏せていることが、この騒動の発端ですね。

そして、我々はそれをワクワクして考察する・・・。

それができる現代は、ガンダムファンにとっては天国ですよ、ほんと。

今までの第1話から振り返りたい方は、こちらの記事をどうぞ!

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