水星の魔女 スレッタとミオリネ結婚を祝福！4機のガンダムはサムシングフォー！あらすじを推察(ネタバレ)と感想

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第24話「目一杯の祝福を君に」、最後の決戦でエアリアル、シュバルゼッテ、キャリバーン、ファラクトと4機のガンダムが揃いILTSをオーバーライドしましたが、実は結婚式で幸せになるサムシングブルーなどを表現していました！

第1話から最新話までの総まとめはこちら。

サムシングフォー（Something Four）とは？

サムシングフォー（Something Four）をご存じでしょうか？

アメリカの大ヒットシットコム「FRIENDS」を見たことがある人や、結婚式の儀式に詳しい方には馴染深いかもしれませんが、ガンダムシリーズでは登場したことがありません。

サムシングフォー（Something Four）とは、

サムシングブルー（Something Blue）：何か青い物
サムシングニュー（Something New）：何か新しい物
サムシングオールド（Something Old）：何か古い物
サムシングボロー（Something Borrow）：何か借りた物

の４つの物の事です。

ようは、結婚式の時、花嫁がこれら４つの物を身に着けていると幸せになれるという古くから伝わるおまじないです。

サムシングブルー（Something Blue）：何か青い物

青という色は、幸せを呼ぶと言われています。

聖母マリアのシンボルカラーというのは、発祥の地がヨーロッパの為です。

花嫁の純潔や清らかさを表現しています。

サムシングニュー（Something New）：何か新しい物

結婚式をあげる夫婦の新しい生活を象徴しています。

結婚式の為に、新しく購入することが多いようです。

サムシングオールド（Something Old）：何か古い物

古い物は、家族の伝統や受け継がれたものを大切にするという意味が込められています。

サムシングボロー（Something Borrow）：何か借りた物

借りた物というのは、友人や親しい人との縁を象徴しています。

水星の魔女、サムシングフォー（Something Four）はガンダム？

機動戦士ガンダム 水星の魔女のラスト、実はこのサムシングフォー（Something Four）が揃いました。

それが4機のガンダムでした。

4機のガンダムとは、エアリアル、シュバルゼッテ、キャリバーン、そしてファラクトですが、実はこれらの期待が・・・

サムシングブルー（Something Blue）：エアリアル（青いモビルスーツ）
サムシングニュー（Something New）：シュバルゼッテ（ジェターク社の新型モビルスーツ）
サムシングオールド（Something Old）：キャリバーン（かつて開発されて保管されていたモビルスーツ）
サムシングボロー（Something Borrow）：ファラクト（ペイル社から借りてきたモビルスーツ）

と偶然にもサムシングフォー（Something Four）だったのです。

では、先ほどの説明と比較してみましょう。

サムシングブルー（Something Blue）：エアリアル

エアリアルの機体カラーは元々が青色です（強化版は若干暗いですが）。

聖母マリアはプロスペラと言えなくもないですし、エリクトやスレッタは純潔で清らかですよね。

サムシングニュー（Something New）：シュバルゼッテ

ジェターク社が開発した新型ガンダムですが、タイミング的に遅いですし、なんで今更、ラウダが乗って登場してきたのか不思議でしたよね？

しかし、決戦の為にあえて準備したと考えれば、正にサムシングニューにピッタリだったと言えるでしょう。

サムシングオールド（Something Old）：キャリバーン

スレッタがエアリアルから降ろされて、乗るモビルスーツがありませんでした。

なので、言っときはシュバルゼッテがスレッタの新しい機体と言われていましたが、突如、

昔開発して保管されていたモビルスーツがある

と無理からに登場してきました。

古い機体が最新型の性能を上回るのか？

という疑問の声もありましたが、過去には

ウイングゼロ（ウイングやデスサイズなど5機のガンダムの原型）
トールギス（プロトタイプだが強力過ぎて保管）

など、旧型のクセに新型より強力なモビルスーツはありました（危険で乗る人がいなかった）。

それにしても、なんで突然そんな古い機体が登場したのかと思いましたが、正にサムシングオールドの為に登場したと言っても過言ではありませんね（いや、過言か）。

サムシングボロー（Something Borrow）：ファラクト

ファラクトはペイル社からちょっと借りてきた感がありましたが、サムシングボローの意味を知ると泣けてきますよね・・・。

親しい人との縁を大事にって、正に強化人士4号のエランじゃないですか！

悲しい最後で、生きている可能性を頑張って考えましたが、無駄なあがきだったと思っていました。

しかし、肉体は滅んでも精神が生きていて、スレッタと再会し会話できたのには、グッとくるものがありましたよね！

スレッタとミオリネは百合結婚でハッピーエンド？

スレッタとミオリネが結婚式を挙げたという直接的なシーンはありませんでした。

ただ、それぞれの左手の薬指には光指輪があったので、めでたく結婚したのではないでしょうか？

そうなると、4機のガンダムが正にサムシングブルーだったので、二人の結婚生活は末永く幸せなものとなることでしょう！