「機動戦士ガンダム 水星の魔女」裏のウラまで見たくないかい?

水星の魔女 第23話「譲れない優しさ」特定!プロスペラの思い、スレッタの思い!あらすじを推察(ネタバレ)と感想

スポンサーリンク

機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第23話「譲れない優しさ」何を指しているのか?実は英語タイトルの「Unrelenting Tenderness」となっているようにプロスペラとスレッタのお互いが譲れない思いが描かれるでしょう。犠牲になるのはエリクトかニカ姉か?

この記事ではガンダムヲタ歴43年が(ガンダムと共に歩んだ人生)・・・

  • 次回の話のタイトルの意味を考察
  • 次回の話のストーリー展開を予測

といった内容をお届けします。

第1話から最新話までの総まとめはこちら。

目次

第22話「紡がれる道」総括

スレッタ・マーキュリーはガンダム・キャリバーン(ヴァナディース事変で押収したMS)に乗るように宇宙議会連合に提案されましたね。

先ずは、ラスボスとなったプロスペラの拠点、クワイエットゼロの性能について紹介します。

クワイエットゼロの性能

ロングレンジのビーム砲撃に対してもビームバリア(ガンドノード部隊が発生)で防げる
誘導ミサイル(実弾兵器)もガンドノード(スコア6)に制御を奪い逆に攻撃できる
相手のMSや戦艦ですら制御を奪える(スコア8なら)
移動可能(アクシズのような)
ガンドノードには指揮官機があり、エリクト11人のリプリチャイルドが操縦
この指揮官機を撃破してもリプリチャイルドは他の機体に意識を移動できる(パーメットの世界にいる為)※御坂ネットワークかよ!

ロングレンジのビームをはじき、実弾兵器も通用せず、近づくMSや戦艦のコントロールも奪うという無敵要塞です。

更には、無人機のガンドノード部隊が待ち構えていて、付け入るスキがありません。

ガンダムシリーズ史上、最強の要塞と言っても過言ではないでしょう。

しかし、そんなクワイエットゼロにも弱点があるのです(無かったら物語終了)。

エネルギーは有限でパーメット反応炉が停止する(再活性化には時間を要する)
パーメットネットワークが作れる範囲や時間は限界がある
ガンドノードを展開できる有効範囲が狭い

要は、近距離では無敵だが有効範囲が狭く、全開パワーだと長持ちしないという弱点がありました。

この弱点を補強する為には

プラントクエタにあったユニット(現在、所在不明)

が必須で、これを装備できれば

地球圏全体を覆うことができるデータストーム

を発生させることが可能になります。

クワイエットゼロ攻略戦

クワイエットゼロを攻略する為の作戦が練られました。

クワイエットゼロのコントロール制御を奪う力も、

パーメットスコア8以上の力なら制御を奪われない

ということが判明しました。

しかし、エラン曰く、

パーメットスコア8に耐えられるパイロットがいない

とのことでした。

ところが、スレッタは

エリクトと同じパーメット耐性の高い身体なので、パーメットスコア8に耐えられる

とのことで、スレッタだけがクワイエットゼロにコントロール制御を奪われずにMSを操縦できる唯一のパイロットとなりますよね。

そこで建てられて作戦が・・・

ガンダム・キャリバーンがエアリアルとガンドノード部隊を引きつけ囮となる
ミオリネやエラン、マルタン、ベルメリア、ケナンジがNTPS(ポッド)でクワイエットゼロに潜入し、停止コード(ベルメリアが準備)で活動を止める
デミバーディングがNTPSを運搬する(パイロットはチュチュ、サブパイロットはニカ)

ということになります。

ラウダ、KY

ラウダがガンダム・シュバルゼッテに乗りましたが・・・

いや、何をしているのという行動とタイミングの悪さですよね?

逆恨みからか、デミハーディングとNTPSを襲撃するあたり、戦況が全く読めていません。

ディランザに乗るグエルにも止められるありさまで、

シュバルゼッテの無駄使い

としかいいようがありません。

残り2話なのに、こんな行動では、まるで「ガンダム00」のミスターブシドーじゃないですか。

そういえば、「機動戦士Zガンダム」でもカミーユのライバルとして頑張っていたジェリドが、その座をシロッコに奪われましたよね。

最後、バウンドドッグ(強化人間しか乗れない高性能MS)で登場するも、サクッとやられました・・・。

ミオリネの母が残したトマトの遺伝子

ミオリネの母親は遺伝子工学の権威ある科学者だったと思われます。

新鮮な食物が容易にできない時代に、あんな美味しそうなトマトが栽培できるようにしたので。

そんな母親から、

I will always be attached to you, Miorine.
「いつもあなたに愛着をもっているよ、ミオリネ」

というメッセージを隠していました。

普通は、

I will be always with you, Miorine.
「いつもあなたのそばにいるよ、ミオリネ」

と英語では表現するので、なぜ

be attached to

のような表現をあえて使っているのか?

まさか、文字通り・・・

スポンサーリンク

何か(クワイエットゼロ)を止める為の遺伝子配列(暗号)はあなたの体の中に仕込んであるのよ

という意味があるのではないでしょうか?

「譲れない優しさ」とは?

「譲れない優しさ」とは一体、

誰の
何を

指しているのでしょうか?

誰の譲れない優しさか?

これは、プロスペラであり、スレッタであることは明白ですよね?

更に加えるならば、グエルもと言っておきましょう。

譲れない優しさとは何か?

この譲れない優しさが何かが第23話のメインとなるので、後述します。

Unrelenting Tenderness」とは?

「譲れない優しさ」の英語表記は、「Unrelenting Tenderness」となっています。

これの意味ですが・・・

「Unrelenting」:決して終わらない、和らぐことのない
「Tenderness」:愛着、愛情、慈愛

となります。

「譲れない優しさ」よりも、かなり重たい感じになりましたよね?

決して終わらない愛情・・・

これは正に、家族愛のことを指しているのではないでしょうか?

第23話「譲れない優しさ」のストーリー展開予測!

プロスペラの「譲れない優しさ」とは?

これだけ重たい感情は、なんといってもプロスペラが抱いているので間違いないでしょう。

プロスペラの「譲れない優しさ」とは、

「愛する我が子、エリクトの復活の為ならどんな優しさでも提供する」

ということですよね?

データストームの世界に行ってしまったエリクトをこちらの世界に戻す為、

11人のリプリチャイルドを生成し、使役する
スレッタをエアリアル(エリクト)のパイロットにしてスコアを上げる

とすべては、「譲れない優しさ」でした。

しかし、ことはそれほど単純でしょうか?

エリクトの「譲れない優しさ」とは?

エリクトは実は・・・

プロローグの主人公
ガンダム・ルブリスのパイロット
4歳でMS3機撃破と最年少記録更新
第1話から登場(エアリアルとして)

とスレッタよりも、グエルよりも、本当は主人公だったと言えます。

そのエリクトの立場は・・・

母親:プロスペラが暴走中
シスターズ:11人のリプリチャイルド達(リプリチルドレン)
義理の妹:スレッタ

といった複雑なファミリーメンバーが、

プロスペラの指揮でシスターズとスレッタが戦う

という家庭内暴力の状態になっています。

エリクトとしては、シスターズを犠牲にしてまで肉体を取り戻したくない・・・

というのが本音では無いでしょうか?

エリクトにとっての「譲れない優しさ」とは、

自分を犠牲にしてでも戦いを止めること

ではないでしょうか?

スレッタの「譲れない優しさ」とは?

一時期、主人公のポジションはく奪で、

「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」の主人公シン・アスカの再来(前作SEEDの主人公キラ・ヤマトに後半ポジションを奪われる)

と揶揄された時期もありましたが、見事に復活し最終決戦では主人公として戦場へ向かいました。

スレッタは真っすぐな性格なので、

仲間の為なら戦う、例えわが身を犠牲にしても

という「譲れない優しさ」を持っています。

エアリアルと刺し違えてでも、戦いを止めようとしますが、それを妨害したのは意外にもエリクトだった・・・。

グエルの「譲れない優しさ」とは?

グエルは本当に変わりましたよね?

スレッタとフェンシングで勝負し、あえて勝ちを譲ることでホルダーの地位、つまりはミオリネの花婿候補の座を渡しました。

これでけでも、「譲れない優しさ」ですよね。

ただ、彼にはどうしても守りたい存在がもう一人います。

そうですね、ラウダです。

腹違いの兄弟にもかかわらず、一貫して分け隔てなく接してきたところからも大事にしていることが分かります。

シュバルゼッテで暴走気味のラウダを止めることが、グエルにとっての「譲れない優しさ」でしょう。

その為には、自らの機体が爆発してでも、そのショックでラウドを正気の戻そうとするのではないでしょうか?

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる