スレッタが第6話で歌っていた「ハッピーバースデートゥユー」の歌ですが、我々が知っている歌詞と一部違う点に違和感を感じた方もいたのではないでしょうか?この歌詞が違う理由を調査してみるとあることが判明しました!
我々がこの歌を歌う時、「ハッピーバースデー、ディア、○○さん~」と祝う相手の名前を言いますよね?
でも、スレッタは「ハッピーバースデー、ディア、エランさん~」と歌わずに、
「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」と繰り返していました。なぜでしょうか?
「ハッピーバースデートゥユー」の歌とは?
ガンダムとは関係無いのですが、ウンチクとして使えるかもですので紹介します。
世界で最も歌われている曲の一つでもある、「ハッピーバースデートゥユー」です。
実は、この歌はアメリカ人のヒル姉妹が1893年に作詞・作曲した
「Good Morning to All」(グッドモーニングトゥユー)
の替え歌です。
この曲は「ハッピーバースデー」の部分が元々は「グッドモーニング」になっていました。
そして、3小節目は「グッドモーニング、ディア、チルドレン」と歌います。
ここは「ハッピーバースデートゥユー」の時は、「ハッピーバースデー、ディア、○○(お祝いする人の名前)」となります。
「ハッピーバースデートゥユー」(スレッタが歌った)
「ハッピーバースデー×2」はなぜ?
スレッタは第6話「鬱陶しい歌」で、
ペイル寮にエランを突撃訪問した時
ベンチでエランを待っている時
の2回「ハッピーバースデートゥユー」を歌っていますが、2回とも・・・
「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」
でしたね。
えっ、エランを祝いたいなら
「ハッピーバースデー、ディア、エランさん~」
じゃないですか?
で、こんな「ハッピーバースデー」を2回も繰り返すなんて存在するのかどうかを調査しました。
「ハッピーバースデー×2」が存在した!
実は、「ハッピーバースデー、ディア、○○(人の名前)」じゃないバージョンが正式に存在しました。
それは、タイ王国バージョンの「ハッピーバースデートゥユー」は、
「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」
と2回繰り返して歌うそうです。
ああ、制作サイドがA.S.っぽさや、ガンダム世界らしくする為に、タイ王国バージョンにしたのか~。
と一件落着・・・とはなりませんでした。
「ハッピーバースデートゥユー」(ナディム・サマヤが歌った)
じゃあ、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」プロローグのラストでナディム・サマヤが娘のエリクト・サマヤに歌った「ハッピーバースデートゥユー」もこのタイ王国バージョンのはずですよね?
で、改めて見てじっくりと聞いてみたところ・・・
「ハッピーバースデー、ディア、エリクト・・・」
と我々が知っている普通バージョンを歌っていました!
第1話から最新話までの総まとめはこちら。
えっ、何で歌詞が違うの?
という疑問が沸いてきましたよね?
まとめ
非常に些細なことですよ、歌詞が違うなんて。
ただ、我々は既に製作サイドによって困惑され続けていますし、ガンダムと43年一緒にいると疑り深くもなるのですよ。
そうなると、この歌詞の違いの理由として推察されるのは・・・
プロスペラがスレッタにはタイ王国バージョンを教えていた(ディアは夫を思い出すから)
スレッタがエリクトなら、「ディア~」の方を歌うはずだから、やはりスレッタはエリクトでは無い
学園の生徒が「ディア~」じゃなくても不思議がらないのが不自然(「ディア~」は呪いの歌として禁止されている)
などが浮かんできます。
最初の二つは、正に
の説をサポートするぐらいの材料ですね。
最後の推察は、ドミニコス隊がヴァナディース機関を壊滅させた時に、ナディム・サマヤの歌を聞いていた。
それは、非常に恐ろしく聞こえ、中にはPTSDになる者が出るくらいの影響だった。
故に、「ディア~」の部分は危険視され「呪いの歌詞」として封印された。
結果、「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」と繰り返すバージョンしか浸透しておらず、学生も不思議に思わないという状況になりました。
まあ、それくらいにベネリットグループの統制・教育が徹底しているということですね。