「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第10話はシャディク領と地球寮の決闘団体戦で、地球寮が勝利しました!この戦いでお互いの本音がさらされたので次回は彼らのお互いの気持ち(恋心・野心・復讐)を話し合うことは間違いないでしょう。
この記事ではガンダムヲタ歴43年が(ガンダムと共に歩んだ人生)・・・
- 次回の話のタイトルの意味を考察
- 次回の話のストーリー展開を予測
といった内容をお届けします。
第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」では、地球寮の文字通り伏兵が長距離射撃でシャディクが乗るミカエリスのブレードアンテナを折りましたね!
まるで、三苫薫選手ばりにスレッタが神業を披露し、田中碧選手のようにチュチュが最後を決めるというスペイン戦を予言していたかのような決闘でした。
巡る思いとは?
「巡る思い」はもうそのままの意味ですよね?
では、誰の思いが巡っていくのかを推察致します。
シャディク・ゼネリ
間違いなく、シャディクの思いが巡ります。
第9話のタイトル「あと一歩、キミに踏み出せたなら」ですが、もうそのまんまの意味でビックリしました。
第8話でシャディクのミオリネに対する、未練タラタラの態度から「あっ、ミオリネにガチ惚れやん」という態度でしたよね。
でも、カッコつけ過ぎて一番大事な一言、
「ホルダーになってキミを守る」
を言えなかったのが、残念です。
シャディクって、昔のトレンディドラマで何でも揃っている(金持ち・いい仕事・ルックス良し・性格良し)男性がヒロインに惚れながらも本当に言って欲しい一言が言えずにフラれるタイプですよね。
そして、あんまり冴えない主人公の男が情熱でヒロインの心を掴むという・・・。
敢えて例えるなら「やまとなでしこ」(ドラマ)ですかね?
まあ、天才・大河内さんのことですから、ウテナ感だけでなく、トレンディドラマ感、学園モノ感を絶妙のバランスで組み立てているでしょう。
シャディクとしては、なりふり構わず一歩踏み出せていたら良かったのですが、如何せん御三家の一つグラスレー社の御曹司で、それを戦災孤児から努力でつかみ取って為、
その地位を捨ててでもミオリネを愛する!
となれなかったのが、ミオリネの心を掴めませんでした(ミオリネはその地位を捨てでも自分の道を生きたい人なので)。
こういった思いをシャディクは巡らせていくことでしょう。
そして、その巡った思いが彼の次の行動に反映されるはずです。
グラスレー社としてミオリネに資本援助(父・サリウスに逆らって)
グラスレー社を飛び出して、株式会社ガンダムに?
など、次こそは一歩踏み出せるのではないでしょうか?
グエル・ジェターク
彼もまた、「あと一歩、キミに踏み出せたなら」を思い巡っていますよね?
ただ、グエルの場合は今まで一歩どころか二歩も三歩も踏み出し過ぎて、ホルダーとしての地位もヴィムの信頼もすべてを失いました。
故に、あれだけ避けられていたスレッタから助っ人を頼まれた時、今までの彼なら引き受けたでしょう。
しかし、今回、グエルは「あと一歩、スレッタ」に踏み出すことができずに、絶好のチャンスを逃しました。
その後、グエルパパからの電話で・・・
アスティカシア学園の退学
ジェターク社の関連子会社への島流し
という状況になりました。
さて、グエルは今後どうするのでしょうか?
Circling Thoughts とは?
「Circling Thoughts」とはそのままの意味で、「思い(考え)が頭の中でグルグル回る」となります。
もちろんこれは、団体戦決闘で敗北したシャディクと学園退学のグエルの思いが巡ることをさしています。
第10話「巡る思い」のストーリー展開予測!
「地球寮」が御三家の一つ「シャディク寮」に団体戦決闘で勝利を収めるという快挙を遂げました。
しかも、とどめはアーシアンのチュチュが長距離射撃でシャディクのミカエリスのブレードアンテナを折るという、ガンダム以外が成し遂げました。
決闘を配信していて再生回数が爆伸びしたのも、かなり大きいです。
これにより、「地球寮」と「株式会社ガンダム」の評判が上がっていきます。
この状況下で、思いを巡らせているのが・・・
シャディクの「巡る思い」
シャディクは今まで、余裕をかましたイケてる男子を演じてきました。
しかしその実は、戦災孤児から成り上がってきた努力家で、それ故に本物の社長令嬢ミオリネに対しては内心引け目がありました。
親に黙って提出した企画書が採用されたことを喜んでいる純粋なシャディクに対して、バレて破棄されたことで失敗と思うミオリネにも大きな温度差がありました。
その為、一番大事な言葉である、
俺がホルダーになってお前を守る
を言えなかった思いを巡らせます。
次は失敗したくないので・・・
株式会社ガンダムへの正式な資本投資(経営にはノータッチ)
グラスレー社内の改革(ガンダム容認へ)
などミオリネに振り向いてもらう為、トマト菜園に入れてもらう為、頑張ることでしょう。
グエルの「巡る思い」
グエルはジェターク社関連子会社の工場で汗水たらして働いています。
社長令息だった彼にはツライ仕事ですが、グエキャン(森でキャンプ生活)で鍛えられたので平気です。
また、元々礼儀正しいので現場ではなんやかんや気に入られます。
それでも遠くを見ているグエルに対して子会社の社長は、
行動せずに後悔するな!後悔するなら行動した後だ!
とまるで何もかも見通したかのようなことを言われます。
グエルは、
逃げれば一つ、進めば二つ
とスレッタが言っていたのを思い出し、子会社を辞めることに決めました。
そして、彼が向かった先はもちろん「株式会社ガンダム」がある地球寮でした・・・。
第1話から最新話までの総まとめはこちら。