「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は毎回ラストのシーンも深い意味がありますよ。第9話のラスト、ミオリネが思いを巡らせながら「青いトマト」を切りましたが、あれは未熟なシャディクを切ったという意味だけでは無いのです!
「青いトマトを切った」意味
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第9話のラストシーンで、ミオリネが「青いトマトを切った」のは・・・
未熟なシャディクとの決別
未成熟な恋(ミオリネとシャディク)を断ち切る
未熟なトマトを切ると他のトマトが甘くなる
青いトマトは捨ててはダメ!まだ利用価値が?
などの意味が込められています。
未熟なシャディクとの決別
これはみなさんも気づかれたことでしょう。
「青いトマト」には二つの意味が込められていて、
青い:青二才、未熟者
トマト:大事な存在(母の残した)
ということですから、
シャディク = 大事な人だけど、青二才
ということになりますよね。
それを、ミオリネがしばらく考えた後、切り取るということで、
ちょっと好きだったけど、煮え切らない男はバイバイ
を表現しています。
未成熟な恋(ミオリネとシャディク)を断ち切る
これは一つ目と関連していますが、ミオリネが自分の
淡い恋心
を断ち切っていることも表現しています。
父親のデリング同様、ツンデレ家系のミオミオなので、
といいながら内心は、
と思っていたでしょう。
しかし、サリウスパパのご機嫌ばかり伺うシャディクとの恋も終わりにしたかったのでしょう(とりあえずは)。
未熟なトマトを切ると他のトマトが甘くなる
これは、ミオリネ自身の
過去の思い出(青いトマト)
を断ち切ることで、
も暗示しています。
過去を捨て去り、未来に向けて頑張る女性!
という、ビジネス界の企業家であるミオリネが社長をする「株式会社ガンダム」の成功を暗示していますね。
青いトマトは捨ててはダメ!まだ利用価値が?
「青いトマト」はシャディクのことを表していることで間違い無いですよね。
実は「青いトマト」というのは、「未熟」という意味だけで無く・・・
「皮が固い上、毒性もある為、食べれません」
という悪い面があります。
なので、これをシャディクに当てはめると・・・
ガードが固い(他人を信頼しない)
敵意がある
仲間にならない
と言っていることになります。
じゃあ、シャディクはもうミオリネとの恋のチャンスは無いのか?
本当に、「今更よ」で終わってしまうのか?
実は、「青いトマト」には更なる意味が含まれていたのです・・・。
「青いトマトを切った」ことが示す今後の展開とは?
「青いトマトを切る」は見捨てたという意味だけでは無い!
「青いトマト」は食べれないのですが、実は「追熟」という方法で「赤いトマト」にすることができます!
つまり、未熟な青二才のシャディクが、完熟な男になるチャンスがあるのです。
そして、ミオリネが「青いトマト」を切ったのは、見捨てたというのが主流な考えではありますが、
自分の手でこの「青いトマト」を赤くしてやる
という深い意味も含まれている可能性があります。
つまり、ミオリネは
シャディクが完熟するのを待つのではなく、ミオリネがシャディクを自分の運命の人にする!
という決意の表れではないでしょうか?
青いトマトを赤くする方法「追熟」とは?
では、青いトマトを赤くする方法である「追熟」についてご説明致します。
色々あるのですが、「水星の魔女」に関連しているものだけをご紹介致します。
というのが「追熟」の方法です。
これをミオリネの思考に当てはめ、「青いトマト」をシャディクに置き換えると・・・
シャディクをグラスレー社の外で自由にさせる
シャディクをスレッタ達と一緒に地球寮に詰める
という風になります。
もうお分かりいただけましたよね?
今後の展開はズバリ、
シャディクがグラスレー社から出向して株式会社ガンダムに参加する
となります!
それが、「青いトマトを切った」真相だったのです!
第1話から最新話までの総まとめはこちら。