「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で地球圏(フロントがある)から水星まで一体どれくらいの距離と時間がかかるのでしょうか?エルノラやエリクトが逃亡した経路やスレッタが生活した水星の環境を調査します。
水星までは何マイル?(何キロ)
ガンダムシリーズと言えば、地球圏とそれを取り巻く太陽系の惑星が登場します。
一番有名なのは、何といっても「木星」ですが、最近だと「火星」も登場したり、「水星の魔女」は名前通り「水星」が登場します。
「木星」までの距離や日数はちょいちょい語られていますが、
一体、水星までどれくらいの距離で日数はどれくらいかかるのか?
という疑問が出てきますよね。
ちなみにタイトルの
「水星までは何マイル?」
は「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」のオマージュタイトルで、本当にマイルでは計算しません。
地球圏からの距離や日数を計算!
「宇宙戦艦ヤマト」なら、太陽系内の惑星であれば数日とか1週間程度で航行できることでしょう。
ただ、ガンダムの世界には原則「ワープ航行」がありません。
なので、地道に宇宙を旅していく必要があります。
木星までの距離と時間
いわゆる「宇宙世紀」のガンダムワールドでは、「木星船団」が登場します。
地球圏から「ヘリウム3」という貴重な資源を採掘する為に、ジュピトリス級の大型船で航行し・・・
片道約2年
をかけて行き来しています。
地球圏から木星(木星圏)までの距離が・・・
約6.3億キロメートル(接近時)
です。
実際のロケットエンジン搭載の船が・・・
時速約4万キロ
と言われているので(ガンダム世界はその速度を維持できると考えると)、かかる時間は・・・
約15,750時間 = 約656日(約1.8年)
となり、「木星船団」の時間と大体同じになります。
水星までの距離と時間
地球圏から水星(水星圏)までの距離が・・・
約9,000万キロ(接近時)
と言われていて(諸説あり)、時速4万キロで割ると・・・
約2,250時間 = 約94日(約3カ月)
となります。
ただ、この数字は「机上の空論」の要素も含めれています。
というのは、安定航行が約束されているわけでもないので、コンスタントに時速4万キロというのは難しいです。
なので、実際はもっとかかることも念頭に入れておく必要がありますよね。
エルノラの逃亡生活に迫る
エルノラ・サマヤは娘のエリクト・サマヤと半壊したガンダム・ルブリスで戦闘空域を脱出しました。
木星よりは近いとはいえ、水星への逃亡は「惑星間航行」となります。
なので、十分な装備・性能の惑星間航行ができるレベルの船と準備が必要になります。
エルノラ個人で準備できるものではありませんよね。
そのまま水星圏へ・・・とは行かないので、オックス・アース・コーポレーションの息の掛かったフロントに身を隠したことでしょう。
そして、しかるべき準備期間を経て、モビルスーツ評議会など「ガンダム全否定」の追跡や監視の目をかいくぐって水星圏へ向かう必要があります。
一番手っ取り早い方法は・・・
「水星船団」(あれば)に偽造した身分証明書で乗船すること
だと思われます。
水星圏での生活
水星圏での生活の一部は、小説「ゆりかごの星」で紹介されていましたね。
子供はスレッタ以外いない、という非常に過酷な環境です。
大人でも厳しい生活に、エリクトは耐えれたのでしょうか?
スレッタはやはり、特殊な人間で、エリクトとは別人なのでしょうか?
まとめ
エリクトの誕生日から、半年前後、1年以内で「水星までの逃避行」の準備ができたのでしょうか?
もし、できていれば、「エリクト=スレッタ」と素直に認めることができます。
しかし、もし、それ以上の時間がかかっていたとしたら・・・、やはり、
が成立してしまいますよね?
なので、今回の「水星までは何マイル?」は非常に重要な調査だったということです。
第1話から最新話までの総まとめはこちら。