「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第7話まで2週間あくので、第6話のバッドエンドを引きずる形になりますよね?そこでエラン・ケレス(強化人士4号)がもしかしたら生存しているのではと推察できる5つの理由を考察していきます。
まあ、ガンダム43年見てると様々なやり切れないシーンが多々ありましたが、今回のはちょっと物悲しいですので、せめて一部の望みを持つことで精神衛生を保っていただければと思います。
エラン・ケレス(強化人士4号)とは?
スレッタに優しく、そして最後は決闘したエラン・ケレス(強化人士4号)は本物のエラン・ケレスの影武者でしたね。
彼は顔をエラン・ケレス(本物)に整形され(ガンダムSEEDのミーア・キャンベルみたく)、過去の記憶もありません(意図的に消されたか、薬物投与などで消えたか)。
なので、
という何も無いのがエラン・ケレス(強化人士4号)です。
しかし、何も無いことを特に悲観していないようで(フォウ・ムラサメとは違う)、エラン・ケレス(本物)にスレッタとの決闘に勝ちミオリネの花婿候補になれば・・・
と本来ならテンションも上がり、やる気も出ます。
しかし、エラン・ケレス(強化人士4号)は別にそれには興味を示しません。
それでも、会社の命令だから、スレッタに対する逆恨みから決闘をしましたね。
エラン・ケレス(強化人士4号)は焼却処分(死亡)された?
第6話の最後で、エラン・ケレス(強化人士4号)は吊るされて「呪いの歌」(ハッピーバースデートゥユー)を歌いながら・・・
赤い光線のようなもの
を照射されて「ブッシュ」という音で場面が暗転します。
最後、ベンチで来るはずもないエランを待っているスレッタが見える時計は・・・
と表示していましたよね?
これが、
10-10(テンテン):アメリカ軍とかで使用されている通信のコールサイン
で意味は、
だから、エランは生存していないと結論付けた説もあるようです。
普通に考えたら、マイクロウェーブで焼却処分され一瞬で蒸発したということですね(想像はしないように)。
ただ、あくまで可能性として他の処置をしたという意見(希望的観測)もあります。
エラン・ケレス(強化人士4号)の記憶を消去した
エラン・ケレス(強化人士4号)の顔を元に戻した(5号の為に)
エラン・ケレス(強化人士4号)を生体ユニットにした
エラン・ケレス(強化人士4号)を日焼けしてシャディクみたいに色黒に
などが考えられているようです。
個人的には、望みは薄くてもこれらのどれかであって欲しいと願うばかりです。
エラン(強化人士4号)焼却処分(死亡)してない可能性
第6話のラストの描写が大河内さんのミスリードの為のものであれば、エラン・ケレス(強化人士4号)は生存している可能性があります。
その1:ベルメリア・ウィンストンの立場
現在、ペイル社がベネリットグループで優位に立てる商品として、
ガンダム・ファラクトとパイロットのエラン・ケレス(強化人士4号)
は非常に重要です。
確かに、エラン・ケレス(強化人士4号)は「次の戦闘」は微妙でしたし(決闘前に次の次は・・・と言われていた)、今回の決闘でパーメットスコア4を発動したので、もう決闘は無理です。
それでも、ベルメリアはペイル社のCEO4名に対してエラン・ケレス(強化人士4号)の除名を訴えました。
それに対して、CEO達は・・・
「使命を果たせない強化人士に次はない。あなたもわかっているでしょう」
「スペアはまだあるわ。早く次を用意することね」
と冷たく突っぱねました。
ベルメリア・ウィンストンの立場が大きく影響すると考えられます。
ヴァナディース機関の生き残りであり、GUND技術の数少ない専門家
ガンダム開発のメインスタッフ
強化人士を実践で使えるレベルにした
などペイル社にとって、変わりが効かない存在ですよね?
また、エラン・ケレス(強化人士4号)の記憶の中に出てきた誕生日を祝ってくれた女性(母らしき人)は若い時のベルメリアでしょう。
今後、ペイル社がベルメリアを最大限に利用する為には、
エラン・ケレス(強化人士4号)を非戦闘員として生かす代わりに裏切れないようにする
方が利益が高いです。
その2:強化人士5号までの繋ぎ
ペイル社CEOは簡単にスペアとチェンジできると信じていますが、現場の人間(モビルスーツ開発やパイロット育成)から言わせてみると、
引継ぎもなくそんな簡単にいくわけないでしょ
ということです。
そうでなくても、
ガンダムを操縦できる強化人士を完成させるまで3名を犠牲
にしているので、5号も上手くいく保障はありません。
であれば、4号の処分は、5号が成功したと確信してかれでも遅くはないですよね?
その3:強化人士5号と併用
ペイル社CEOの命令の一つに、
スレッタに近づき情報を聞き出す
というものがありました。
確かにパイロットとしての価値はもうありませんが、スレッタに対してのスパイとしての価値は十分あります。
そして、強化人士5号は同じ顔だが、ガンダム・ファラクトのパイロットを選任させるということも可能です。
つまり・・・
エラン・ケレス(強化人士4号):学園生活、スレッタから情報入手
エラン・ケレス(強化人士5号):ファラクトのパイロット
という、まるで「コードギアス反逆のルルーシュ」のゼロとルルーシュが同時に居るようにみせることができます(本当はゼロの正体はルルーシュだが、他の者がゼロの仮面を被り別人にみせる的な)。
これは何かと費用が掛かる強化人士を長く使えるというコスト面での利益もあります。
その4:学園モノといった手前、世間の反応を考慮
ガンダムシリーズとしては、本格的な学園モノですよね。
初の女性主人公ということもあり、新規ガンダムファンが増加しています(トレンドワードでも1位を取ったり、トップ10を独占したりと)。
その人気キャラの一角でもある、エラン・ケレス(強化人士4号)をこのまま「退場」というのは、制作サイドとしては避けたいと思います。
過去、ガンダムシリーズだとファーストガンダムのシャア・アズナブルがスポンサーが「視聴率が悪いのはあの仮面の暗いやつのせいだ」と言われ、退場させられました。
しかし、当時の女性ファンが手紙をかなり出したことで、シャアは復活したのです!
もし仮にエラン・ケレス(強化人士4号)が処分になっていても、我々がお願いすることで
「復活のエラン」
というパターンもありえますよ。
その5:大河内さんはゼータ好き
これは推測ですが、脚本家の大河内さんは「機動戦士Zガンダム」好きだと思います。
なぜなら・・・
グエルがジェリド
チュチュがカミーユ
エラン4号がフォウ・ムラサメ
とかなりのキャラがZのオマージュになっているからです。
そうなると、フォウ・ムラサメも劇中では一度、裏切り者として銃で撃たれて死んでいます。
しかし、物語上、
「生きていたことにしないと尺が・・・」
という事情で、実は死んでいなかったと「後付け」で生存していました。
エラン・ケレス(強化人士4号)は正にフォウ・ムラサメと同じ、4号ですので、実は生きていたパターンが期待できますよね。
まとめ
エラン・ケレス(強化人士4号)が生存している可能性の理由として以下の5つを紹介致しました。
その1:ベルメリア・ウィンストンの立場
その2:強化人士5号までの繋ぎ
その3:強化人士5号と併用
その4:学園モノといった手前、世間の反応を考慮
その5:大河内さんはゼータ好き
以上のペイル社の事情や番組サイドの事情などが、可能性を示していますよね?
最悪、死亡していたとしても、我々のお願いで復活もありえますので、諦めてはいけないですよ。
第1話から最新話までの総まとめはこちら。