「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第7話は第1クールの後半戦開始となりますね。スレッタとエランの決闘で明らかになった性能差が今回の課題になります。GUNDで人を強化せず、人でガンダムを強化するという生命倫理の本末転倒に!
この記事ではガンダムヲタ歴43年が(ガンダムと共に歩んだ人生)・・・
- 次回の話のタイトルの意味を考察
- 次回の話のストーリー展開を予測
といった内容をお届けします。
第6話「鬱陶しい歌」は「ハッピーバースデー」の歌と見事的中しましたが(これは多くの人も予測していたのでは)、ラストはアンハッピーエンドになりましたね・・・(エヴァやコードギアスを彷彿)。
しかし、ペイル社のCEO達はもうちょっと頭のいい人たちと思ってましたが、あの使い捨て精神では経営者としては器が小さいですね(或いは、生存している可能性も?)。
「シャル・ウィ・ガンダム?」とは?
次回(総集編を挟んで)のタイトルである「シャル・ウィ・ガンダム?」はもちろん、
「シャル・ウィ・ダンス?」(Shall we dance?)
から来ているのは明白ですよね(映画、大ヒットしましたよね)。
意味はつまり、「踊りませんか?」ということですので、「シャル・ウィ・ガンダム?」の意味は・・・
ガンダムしませんか?
ということになります。
どこかの刹那のように、
とはもちろん意味が違います。
つまりは、「ガンダムになりませんか?(モビルスーツの一部となって)」ということですね。
「シャル・ウィ・ガンダム?」計画
オリジナル技術
A.S.101(21年前)、「ヴァナディース機関」はGUNDを装着した人間が「GUND-ARM」を操縦することで性能を最大限に発揮する技術を研究し、成功しました。
代償として、被験者が廃人になったり、上手く使えても「ガンビット」の使用条件である「パーメットリンク3」でかなりの負荷値がパイロットにかかります。
フル性能を出す為には「パーメットリンク4」が必要ですが、パイロットの意識は飛んでしまい、かなり危険な状態になります。
このいわゆる「オリジナル技術」は「ヴァナディース機関」の生き残りであるベルメリア・ウィンストン(プロスペラの後輩研究者)がペイル社に持ち込んでA.S.122でも現役でしようしています。
カスタム技術
「ヴァナディース機関」の生き残りである、プロスペラ・マーキュリー(エレノア・サマヤ)は、「オリジナル技術」を改良(カスタム)する方法を研究します。
「オリジナル技術」の短所は・・・
GUNDを装着している人間しかガンダムを操縦できない
ガンダムの操縦でデータストームによる人体への悪影響がある(最悪の場合は廃人に)
対ビット用ジャマ-でガンビットが使用不可になる
など多くの問題点がありました。
しかし、使えない兵器は実戦で大問題で、それが故にガンダム・ルブリスのガンビットは封じられ、結果、夫が特攻のような形で命を散らしています・・・。
この弱点克服のためには、
GUNDを装着したパイロットとガンダムの間を無くす必要性
が出てきました。
その為に、ガンダム自体の性能を上げることで、パイロットのGUND装着を必要としなくなります。
結果的に、パイロットへの負荷値が一気に下がるので人命優先ともなります。
ガンダムを強化する為には?
ただ簡単にガンダムを強化といっても、Gーディフェンサーをくっつけて「スーパーガンダム」というわけにはいきません。
ガンダム最大の兵器である「ガンビット」の使用を可能にすることが必須条件です。
「ガンビット」の使用条件である「パイロットの存在」を「ガンダム」の機構の中に組み込むことができれば、この問題は解決します。
そしてたどり着いた結論が・・・
生体ユニットをガンダムに組み込む
ことだったのではないでしょうか?
最初は遺伝子などを摘出してバイオコンピューターを模索したかもしれません。
しかし、最終的には人体が必要になってきました。
しかも適応率が高いのは、「子供」です。
この研究が水星で行われていたこと、そして「ゆりかごの星」で「水星の子供はスレッタ以外いない」という点から・・・
水星の子供はこの実験の為に犠牲になった
と考えるのは行き過ぎでしょうか?
ただ、この実験は「水星の居住者」が生き延びる為に必要なことで、強制的というよりは募集したと思います。
それは、こんな文言で・・・
と。
最初は多くの人が反発したことでしょう。
しかし、座して死すよりは一矢報いたいという気持ちから志願者も多くでたのではないでしょうか?
また、全員を説得する為に、提唱者であるエレノアの娘であるエリクトが一番に応募した可能性も非常に高いです。
第7話「シャル・ウィ・ガンダム?」のストーリー展開予測!
魔女たちの会話
待ちぼうけをくらったスレッタは母・プロスペラに報告します。
そのことから、プロスペラはエランが破棄されたのではと、ベルメリアに問い合わせします(プロスペラは過去の実験からそうなることは予測していた)。
ベルメリアは泣きながら、救えなかった・・・、実験体といえども情が沸いていた・・・、自分は間違っていたのかと悔やみます。
プロスペラとしては「オリジナル技術」を持つ魔女(ヴァナディース機関の生き残り)をあぶりだすことに成功したので、ベルメリアを何らかの形でペイル社から引き抜こうとするのではないでしょうか?
ベルメリアとしても、ファラクトのビットを無効化する技術を持っているエアリアルには完敗でしょうし。
「シャル・ウィ・ガンダム」はプロスペラの回想シーンか、誰か関係者に話すことで劇中紹介されることでしょう。
エアリアルの秘密
第6話でほぼジャンクに近いレベルのパーツから宇宙空間用のブースターを制作してしまったニカ姉は、やはりかなりの頭脳と技術を持った方です。
しかも、この即席ブースターがエアリアルと完全に連動していたことには驚きました(ガンダムMk-ⅡとG-ディフェンサーより馴染んでいた)。
ニカ姉はスレッタよりも先にエアリアルの秘密に気づくのではないでしょうか?
まず、エアリアルの自我については
「ああ、やっぱり、誰かスレッタさん以外にも人がいる感じだったので・・・、はじめまして」
ぐらいのノリで会話するかもしれません。
そして、エアリアルの中にいる自我がスレッタの「兄弟」ではと考えます。
ニカ姉はスレッタに、プロスペラと話をさせて欲しいとお願いします。
スレッタはお母さんに「親に友達を紹介する」というチュックリストを1個クリアできることになります。
追記:ドレス着てダンス?
スレッタとミオリネのドレス画像が公開されたことで、別の推察が出てきましたね。
もちろん、華やかなダンスパーティーでは終わりませんよね?
第1話から最新話までの総まとめはこちら。