「機動戦士ガンダム 水星の魔女」裏のウラまで見たくないかい?

水星の魔女がBPO審議入りは誤報だった!議論された理由とは?あらすじネタバレと感想

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機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第12話「逃げ出すよりも進むことを」の内容を放送倫理・番組向上機構(BPO)が審議していると一時話題になりましたが誤報だということが判明しました。とはいえ議論されたのは事実でその理由をご紹介致します。

目次

なぜBPO審議入りと騒がれたのか?

問題となった「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第12話「逃げ出すよりも進むことを」の放送は2023年1月8日にされました。

それから1カ月も過ぎてから騒がれていることにファンや世間はビックリしています。

というのも、BPO青少年委員会の議事録が公開されたのが、2023年1月24日であり、その議事録の中に

「水星の魔女」が議題の一つ

と記載されていたことが理由です。

具体的に議題されたシーンとは?

水星の魔女」ファンは既に何度も見られたと思いますが、改めてご紹介致します。

負傷したデリング・レンブラン議長と一緒に逃げているミオリネ・レンブランを議長にとどめを刺そうと襲撃者が襲ってきます。

その襲撃者から二人を守る為に、スレッタ・マーキュリーが操縦するエアリアルがもっとも効率の良い方法で阻止します。

一瞬でも遅れれば、二人は簡単に銃撃されます。

しかし、モビルスーツのライフルやバルカンなどでは二人も巻き込んでしまいます。

咄嗟にとった行動は・・・

モビルスーツのマニピュレーターで潰す

というある意味原始的な方法でした。

しかし、確実に襲撃者の行動を不能にしたので、二人は無事助かりました。

リアルな表現は時として・・・

・・・ただ、モビルスーツのマニピュレーターで潰すということは襲撃者は一瞬でペチャンコになっていますよね。

この描写にショックを受ける視聴者も多かったようです。

というのも、襲撃者の血が

まるでトマトをつぶしたかのように

まわりに飛び散ったからです。

そして、腕だけが浮遊していました。

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ガンダムシリーズでは似たような表現やもっとヒドイ描写などもありましたが、今回はかなり話題になってしまいました。

理由としては・・・

作画レベルが高すぎてリアル感が強すぎる
学園モノだったはずが急に戦場っぽくなった
潰した後、スレッタが何でもないように笑顔だった

など歴代ガンダムでも最も世間の注目を集めていた作品の一つであるが故に、逆にショックが大きかったようです。

放送時間も日曜日の午後5時というのも多くの人が視聴する時間帯でしたし(昔は金曜の午後5時もあった)。

世間の声

前述したような背景だった為、BPOの方に以下のような意見が寄せられたそうです。

「主人公の乗った戦闘ロボットの巨大な手で敵の人間を押しつぶす描写があり、その際に鮮血が広がり、つぶされた人間から分離した腕がヒロインに当たった。常軌を逸した不適切な描写と考える」
「小学生の子どもと見ていたが、あまりにショッキングなシーンに自分も子どもも唖然とするばかりで言葉を失った」
「放送時や予告時に残虐な映像に関する告知がなかった。この時間(日曜午後5時から)の放送としては、非常に不適切な映像表現だと考える」
(引用元:J CAST ニュース

ただ、BPOはこういった声を聞きながらも冷静に判断をされていたようです。

放送時間帯を考えると配慮不十分
ほのぼの展開からの残虐シーン

など最もな意見が飛び出しつつも、

つぶされた人間を描いていない
飛び散る血を暗い色にしている

といった製作サイドへの理解も示した意見も出ていました。

まとめ

BPOの議事録が公開されたことで、第12話の例のシーンが再び話題になりましたね。

脚本家・大河内さんの過去の作品を見てみれば(例:コードギアスの血染めのユフィとか)、

起こるべくして起こった悲劇(作品として)

です。

また、映画・ドラマや他のアニメでももっと直接的な残虐シーンがありますが、それらは議論にすらなりません。

例えば、大河ドラマでは血しぶきが飛び、首がはねられたりといったシーンが出ますが、BPOに報告した人はいないでしょう。

これは、大河ドラマが既に「そういうシーンがある」と広く認知されているのに対して、ガンダムはまだまだこれからと認めざるを得ないでしょう。

特に今回はガンダムを知らない人が多くガンダムを見てくださったので、例のシーンにはショックを受けられたと思います。

第1話から最新話までの総まとめはこちら。

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