「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第19話「一番じゃないやり方」は何を指しているのか?実は英語タイトルの「Not the Best Way」となっているように最適な手段、つまりは総裁選で民主的に勝つ、をデリング復活で白紙にされたシャディクがクーデターを起こします。!
この記事ではガンダムヲタ歴43年が(ガンダムと共に歩んだ人生)・・・
- 次回の話のタイトルの意味を考察
- 次回の話のストーリー展開を予測
といった内容をお届けします。
第1話から最新話までの総まとめはこちら。
「一番じゃないやり方」とは?
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」、第19話のタイトルが「一番じゃないやり方」はそのままの意味で間違い無いでしょう。
「一番じゃないやり方」とわざわざ言っているのは、「一番のやり方」があったのです。
「一番のやり方」とは?
ガンダムシリーズといえば、権力の奪取ですよね?
そしてなんやかんや権力者として安定している場合の、権力奪取の方法は・・・
民主主義的なやり方(比較的)
が多いです。例えば・・・
地球連邦政府内での権力闘争で、エゥーゴがティターンズに勝ったのはダカールでの演説
が有名ではないでしょうか?
圧倒的に不利だった反地球連邦組織であるエゥーゴがエリート集団ティターンズに勝てたのは、局地的な戦闘での勝利よりも連邦議会の議員を味方につけたからです。
逆に、マフティーのようにテロ行為だけだと最終的には敗北します・・・。
水星の魔女において「一番のやり方」は大方の予想通り・・・
ことに間違いありません。
そして、シャディクはミオリネに対して89対11という圧倒的な有利な立場で選挙に臨むわけですから、勝って当然でした。
しかし、不測の事態がおきてしまいます。
前提条件だった、デリング総裁の業務実行不可という状況が、目覚めたことで総裁選挙の必要性が無くなったのです。
「Not the Best Way」とは?
英語のタイトルが「Not the Best Way」とは直訳すると・・・
「最適な方法では無い」
と2番目と言うニュアンスもありますが、どちらかというと
「できれば取りたくはない方法」
といった感じになります。
つまり、戦略でいうところの悪手(下策)になるわけです。
第19話「一番じゃないやり方」のストーリー展開予測!
「一番じゃないやり方」を取らざるを得なくなったのは、まず間違いなく、みなさまの予想通り・・・
シャディク・ゼネリ
ですよね?
理由は前述した内容も踏まえて・・・
総裁選の勝利確定でハシゴを外された
ナレーションがシャディクだった
というのが理由です。
シャディク、焦る!
冷静沈着ですべてを見通したかのようなシャディクですが、メンタルが脆い面もありますよね。
今回は、すべて計画通りに進み、
という完璧なサクセスストーリが頭の中で出来上がっていました。
そこへ予期せぬ出来事である、
デリング総裁の復活
というすべての努力を無駄にする事態がおきてしまいます。
それでも実質的に次の総裁として認められていたはずのシャディクですが、デリングが復活したとたんに、支持していた者たちは手の平を返します(デリングが怖いから)。
そして、シャディク支持者は一転してデリングの総裁継続を喜びます(表向きは)。
これには流石のシャディクも冷静さを失います。
など、もう精神的に追い詰められます。
シャディク、後悔!
シャディクはどんなことをしてでも総裁にならないと、すべてを失いかねません。
そして、昏睡状態のデリングにとどめを刺さなかった自分の甘さを後悔します。
なぜ、ぼくは(デリングを亡き者に)、しなかったんだ・・・。
若さ故の過ちでは済まないじゃないか・・・。
と愚痴を言います。
もう甘さは無い!
総裁選が無効なら、軍事的クーデターで権力奪取だ!
歴史とはそういうものだ!
とクーデターで総裁の立場を得ようとします。
もちろん、シャディクも勝てる算段はついています。
といった(思い込みの)根拠で行動に移す事でしょう。
プロスペラ&エアリアル、参戦!
プロスペラとエアリアルは、
復讐にスレッタを巻き込まない
と決めて、スレッタを捨てました。
ここで重要なのはスレッタの心境ではなく、やはり復讐はやり遂げるつもりだということです。
昏睡状態から復活したデリングが総裁で居続けることは望ましくないので、シャディク新政権の樹立をサポートすることでしょう。
まあ、デリングよりも、頭が良いとはいっても若造のシャディクの方がやり易いですし。
これで、クーデターは成功しそうになりましたが、意外な抵抗勢力が出てきます・・・。
グエル、反対!
グエルが代表になったジェターク社は、シャディクの予想に反して、反クーデター派になります。
グエルとしては・・・
軍事では解決しない、あくまで民主的に総裁になるべき
ミオリネの父親を害することは望まない
戦場を拡大するようなシャディクの考えに同意できない(逃亡生活で色々経験した為)
と現状を憂いながらも、方向性の違いから反発します。
そして、ジェターク社は対エアリアルの新型モビルスーツ「シュバルゼッテ」を投入することになります。
パイロットは・・・