SPYAIRのボーカル、IKEさんが2022年3月31日をもって、バンドから脱退することが正式に決まりました。また、所属するソニー・ミュージックレーベルズも退所するとのことです。
原因は以前から言われていた持病が悪化した為で、長期療養の必要性から今年2月に開催を予定していたソロライブも中止されていました。
彼の持病と言われている「潰瘍性大腸炎」(指定難病97)といったいどんな病気なのか?療養すれば復帰できるものなのかを検証したいと思います。
潰瘍性大腸炎(指定難病97)とは?
この病気は、大腸や小腸の粘膜の炎症や潰瘍(かいよう)をひきおこす原因不明の疾患の総称のことをいいます。
症状は、痙攣(けいれん)性の腹痛を伴う下痢(ひどい時は血便)です。
原因は不明ですが、以下の食べ物や飲み物が関係している可能性が高いと言われています。
- 刺激物(香辛料などを多く含むもの)
- 揚げ物
- アルコールやコーヒー
- 食物繊維が豊富な物
- 冷たい飲み物
・・・筆者はこれ全部好きですね・・・。現代人の多くはこれをほとんど全部食しているので原因が特定できないのも納得できます。
ちなみに平成25年度時点で、全国には16万人以上の患者さんがおられます。
現代医学では完治させる治療法はなく、症状が治まった状態を維持する為に治療を継続して行う必要があります。
IKEさんはこういった事情でSPYAIRを脱退せざるを得なかったのでしょう・・・。
SPYAIRへの復帰の可能性?
潰瘍性大腸炎という病気は、現時点の医療では完治させることはできないようです。
また、症状が治まった状態を維持する為の治療を続けながらだと、バンド活動は非常に困難だと言えざるを得ません。
完治はできない病気ですが、病気と闘いながら仕事を継続された有名人を何名かご紹介致します。
- 安部晋三(元内閣総理大臣)学生時代に発症、30年以上闘病生活をされた
- 安達了一(オリックスバファローズ)プロ野球選手になってから発症、調子が悪い時は2軍
- 若槻千夏(タレント)悪化した時は仕事を休まれていましたが、安定された現在は復帰されているようです
- 高橋メアリージュン(女優)発症時はドラマ・映画の撮影は苦労されましたが、症状が全くでない時もあったとか
- 岸明日香(女優)高校生で発症したが、現在は安定しているとか
- ジョン・F・ケネディ(第35代アメリカ合衆国大統領)
- ダレン・フレッチャー(サッカー選手、マンチェスターユナイテッド)
- スコット・スピード(F1レーサー)
以上のように、様々な分野の著名人がこの病気と闘われています。症状が悪化した時は、療養に専念せざるを得ないようですが、期間はまちまちですが復帰されている方も多くおられます。
希望としては、IKEさんも今は症状が悪化されて非常にお辛い時だと思われますが、これから治療に専念されれば音楽活動への復帰も不可能ではないと思います(信じます!)。
更に、医学というのは日々進歩していますので、何年か後に完治させる治療法が見つかればこの病気の不安もなくなるので、完全復帰も夢ではないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「SPYAIRのボーカルIKE、今度は本当に脱退!持病が原因!再起は可能か?」をご紹介させて頂きました。
以前から脱退宣言、取りやめなどあったIKEさんですが、今回は残念ながら本当のようです。
まずは療養に専念して頂き、回復されることをお祈り申し上げます。
筆者はこの悲しみを紛らわす為に、「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」で熱唱したIKEさんを見ることにします。