現代は、特に不倫による仕事へのダメージが大きいですね!芸人といえ、「芸の肥やし」などど許される時代ではなくなってきました。
芸人の不倫と言えば、アンジャッシュの渡部建(49)さんが不倫騒動で1年7か月という長期間自粛しました。しかし、白黒アンジャッシュ(千葉テレビ)で復帰をするも、世間の風は今だに冷たいようです。
しかしながら、テンダラー浜本(48)さんは特別な自粛もなく、仕事を失うこともなく、世間の風もそれほど冷たくないようです。
なぜ、テンダラー浜本はほぼ「ノーダメージ」だったのか?
渡部さんの件と比較しつつ、検証していきたいと思います。
不倫が許されたのは「関西の特殊事情」?本当の理由は?
関西(近畿地方)は2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山、滋賀県)のエリアを指す。つまり、このエリアの人は不倫(浮気よりも本気)を許容する文化であると一部報道されている。
本当に関西ではこのようなことがあるのだろうか?記事の該当箇所を検証してみる。
不倫が許されたのは「関西の特殊事情」と言われた理由!
「奥さんが一般人というのもあるんじゃないか。許している市井の人を巻き込んでまで批判することでもないと。それに、もともとテンダラーの好感度は悪くないし、大阪は笑い話になればOKみたいな雰囲気もありますしね。桂小枝さんも〝プリン不倫〟でネタになってましたし」
「東スポWeb」より引用 https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4038623/
最初にこの黄色ラインを引いた「大阪は笑い話になればOKみたいな雰囲気」関して検証します。
ある意味正解です(笑)!これは筆者が大阪ミナミの人間だから言えることでもありますが、多少の失敗でも「笑い話」にできれば、それで大丈夫です!
ただ、「不倫」は笑えない話ですし、実際問題、渡部さんは大阪でもOKではないです。
次に、赤色ラインを引いた「奥さんが一般人」、「好感度は悪くない」、「桂小枝さんも〝プリン不倫〟でネタになってましたし」を検証してみましょう。
この元のネタである「〝プリン不倫〟」を調べてみると、2013年6月15日に同じく「東スポWeb」で報道されていました。
この不倫騒動は別の事情で「大騒動」にはならなかったとありますが、実は桂小枝さん、許されなかったのです。
不倫が許されたのは「関西の特殊事情」ではない!
この「プリン不倫」で、桂小枝さんは関西の大人気番組「探偵ナイトスクープ」を事実上、降板することになりました。全然ネタになってませんでしたので、「関西の特殊事情」はなかったと言わざるを得ないです。
「探偵ナイトスクープ」視聴者には主婦も多く、その主婦層からも番組を放送する朝日放送にクレームが来ていたそうです。それを考慮したテレビ局が対応したというのが真相です。
このように、大阪で「不倫」は「奥さんが一般人」であろうが、「好感度は悪くない」という芸人だろうが、降板させられるのです。
では、テンダラー浜本さんが今回の不倫でノーダメージともいえる事態になったのは「関西の特殊事情」ではなかった。では、なぜ彼は許されたのでしょうか?
不倫が許されたのは、テンダラー浜本の「大人の対応」だった!
テレビでのイメージだと、ちょっと雑な浜本さんと、紳士的(紳士ではなく、良くも悪くも)な渡部さん、という感じですが、普段の行いの差が大きかったです。
不倫相手を大事にしていた浜本さんと、雑に扱っていた渡部さん
浜本さんは不倫相手A子さんと「レストラン ヴァリエ」という高級フレンチレストランでランチデートをし、大阪のデパートを経て、A子さんの自宅へ・・・という流れでした。不倫はいけませんが、A子さんを大事にしています。
対して、渡部さんは不特定多数の女性と、多目的トイレで不倫してバイバイ、という不倫相手をまるで使い捨てのように扱っていました。
二人の不倫場所を画像で比較してみますと、
これはあまりにも差がありますね!不倫とはいえ、相手も同じ人間です。
浜本さんは最上級の扱いをしていた点が「ちゃんと女性をエスコートしていた」と大人の対応をしていたとみなされたのでしょう。
渡部さんも「レストラン ヴァリエ」のような高級フレンチレストランで食事をした後に不倫をしていれば、今の惨状を招かなかったかもしれません(食通の人が、トイレで不倫は・・・)。
不倫発覚時、速やかに謝罪した浜本さんと、無言で番組に出なくなった渡部さん
前述した不倫の内容も大きかったでしょうが、不倫発覚時の対応の差が決定的な違いを生みました。
すぐに取材に応じて不倫を謝罪した浜本さん、
2020年6月9日に逃げるようにテレビ・ラジオの番組出演を自粛し、事前に渡部さん(不倫報道は2020年6月11日)。
2020年6月12日、相方のアンジャッシュ児島さんが、本人の代理で謝罪という情けない対応。
2020年12月3日、半年近くもたったから会見を開く(しかも内容は陳腐)という、「大人の対応」からはかけ離れた事態。
この会見も年末のガキの使いにサプライズで出演するのが事前に漏れたことを発端だったので、「緊急会見」という情けない流れに。
すぐにメディアに出てきた浜本さんと、半年間隠れてた渡部さん、この差は非常に大きかったです。
不倫とはいえ、潔いと思われた浜本さんは、(普段エラそうだったくせに)臆病者と思われた渡部さんと違い「大人の対応」をしたので、許されたと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「【検証】テンダラー浜本の不倫騒動が、ほぼ「ノーダメージ」の理由」をご紹介させて頂きました。
テンダラー浜本が不倫を許されたのは、まことしやかに言われている「関西の特殊事情」ではないことが、おわかりいただけたかと思います(比較の為に、引っ張り出してきた桂小枝師匠、すんません!)
彼の「大人の対応」、不倫相手であったとしても真剣交際のように扱うことの大事さを教えてくれました(不倫はゼッタイ、ダメ、ですが)。
そして、芸人の方は、すぐに取材に応じること、未練を残さず不倫相手とはきっぱり別れたと公共の場で言うことの大切さも学べたのではないでしょうか?