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【さんぽセル事件】批判論破の真相が闇だった!なぜ「2本目の矢」で効果は?

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『さんぽセル』画期的発明でありながら、危険だから禁止しろと批判が集中し、開発者の小学生がすべて論破した事が話題になりましたが、その真相が闇だったとウワサされています。更に「2本目の矢」として『さんぽセル』を配る作戦ですが効果はあったでしょうか?

『さんぽセル』の性能や、『さんぽセル事件』の詳細、開発者の小学生が大人達の批判を見事に論破した内容につきましては、「【さんぽセル】への批判理由がなぜ?本当に危険で禁止すべきなのか?」をご覧ください。

まずは、明記されていない「1本目の矢」の解説をしたいと思います。

目次

「さんぽセル事件」の真相が闇だった!

キャリー型ランドセル『さんぽセル』の開発チームの中心となった双子の小学生が、1000件にも及ぶ批判コメントを見事に論破したことで有名となった「さんぽセル事件」ですが、実はある「からくり」があったとウワサされています。

批判コメントは選出されていた?

実は、1000件もの批判コメントですが、開発チームの大人が事前に「回答しやすそうな批判」のみを選び出し、小学生に渡していたそうです。

開発者チームの一人、岡村さんは以下のように答えています。

「これがいいんじゃないか、という意見を選び、ぼくたち大学生が文章にした」

AERA.dot.

これに対して、「炎上商法」的な要素があると別の方向から批判されています。

よくよく批判コメントを見直してみると、確かにクリティカルなものはありませんでしたよね?

通常、「さんぽセルは棒2本だが見た目が弱そう。耐久性はどの程度か?」など製品のクオリティに対してのコメントもありそうですが、そういったものはありませんでした。

意図的な選別は闇か?

開発者チームの大人たちは、二つの理由から批判コメントを選別したと推測されます。

  • 論破しやすいものを選び注目を浴びる
  • 酷すぎるコメントは外す

彼らの理念が「小学生をランドセル症候群から守りたい」という純粋なものだったと言われていますので、「小学生が批判を論破」と逆境を逆手に取った奇策だったと思われます。

実際、岡村さんのお話ですと「批判コメント1000件」を受けた時は1週間くらい全員が落ち込んだそうです。

この選別を「闇」とも言えますが、追い込まれた状況、そしてビジネス戦略としては正解だったと言えるのではないでしょうか?

「1本目の矢」&「2本目の矢」?

「1本目の矢」は何?

前回の記事でもご紹介致しましたが、「クラウドファンディングを通じて「社会が無視できないだけの数の『さんぽセル』を配布する為の資金を集める」というのが、「1本目の矢」でした。

開発者チームである、双子の小学生や「株式会社 悟空のきもち THE LABO」はこの『さんぽセル』の開発や販売を商売として利益を出すというよりは、

「ランドセル症候群」で苦しむ小学生を「今すぐ」救いたい

という目的でプロジェクトを立ち上げ、大成功をおさめました。

そして、「クラウドファンディング」2022年6月中旬時点で、既に約3,400台の『さんぽセル』を配布できるだけの資金が集まったそうです。

ちなみに、『さんぽセル』は1台が5,940円ですので、総額は・・・

5,940円×3,400台=20,196,000円

約2,020万円の資金が集まったということになります。

「2本目の矢」は何?

クラウドファンディングを通じて支援して下さった方々のおかげで集まった資金「約2,020万円」は、約3,400台分の『さんぽセル』分の費用となりました。

そしてこの『さんぽセル』を全国の小学生に配布することが目的なのですが、その方法が「2本目の矢」と言われています。

それは、「限定された対象」に対して、6月13日より募集をかけて『さんぽセル』の必要な台数「あ・げ・る」ことです。

この「あ・げ・る」は、小学生が大人に「あげる」と優しく(可愛くいえば)、「NO!」って言いにくいですよね?

あげるというのを断るのって難しいから!
「小学生の あ・げ・る」
ランドセル問題を解決できる最高の発明品です。

ちなみに、「限定された対象」とは・・・

「校長先生・市長・文部科学大臣・内閣総理大臣」

ということです。

確かに、各小学生に募集をしても、応募数が殺到するとさばくことは非常に難しいですよね?

それよりも、小学生が通う学校の校長先生(現場の最高責任者)や、小学校のエリアを統括する市長、そして日本を統括する文部科学大臣や内閣総理大臣「限定された対象」にした方が効率がいいですよね

推測ですが、真のターゲットは「小学校の校長先生」だと思います。

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大臣や市長だと、現場の細かい作業までは着手するのが難しいからで、今回ターゲットに入れたのはインパクトをつける為だと推測されます。

確かに、インパクトはありましたよね?

「2本目の矢」の効果は?

さて、このインパクトがある募集の効果はあったのでしょうか?

発表された6月13日の開始時点では、

足利経済新聞

と、誰も応募してきていませんでしたので、やはり現実的に難しいのかなという印象でした。

しかし、6月13日13時55分の段階では、

【校長先生・市長・文部科学大臣・内閣総理大臣のかた応募フォーム】

なんと、2名の校長先生が応募されています!つまりは、2つの小学校が『さんぽセル』の導入・認可をするということです。

わずか半日の間に、このプロジェクトに参加された小学校があったということですね。

これは、「大人はわかっちゃいない」というのは表面的で、やはり「教育現場のトップは考えている」という印象を受けました。

小学校単体でも大きな組織ですから、すぐには決められない案件でしょうし、それでも2校も動いたということはスゴイことですね。

「2本目の矢」まずは成功と言っても過言ではないでしょうか?

『さんぽセル』が起こした社会現象

『さんぽセル事件』と呼ばれた1000件の批判コメントで社会現象にもなりましたが、最終的には20,000件を超えるコメントが寄せられたそうです。

多かった意見

寄せられたコメントで、特に多かった意見が公表されていたのでご紹介致します。

足利経済新聞
足利経済新聞

これらのコメントは「ある一つの方向」を指していますね。

それは、「ランドセルの重量を減らすことを大人が考えるべき」と要約できますね。

これらのコメントに対して、開発者チームの一人である、大学生の太田旭さん(21)は、

ほんとうの問題は、みんな答えが分かってるのに、意見だけ
長年、誰も解こうと動かなかったことです。

とおっしゃておられます。

開発者チームの真の狙いは?

真の狙いは、この『さんぽセル』を世に広めつつ、「ランドセルの重量」そのものの改善を社会に促すことだそうです。

「2本目の矢」が狙うのは、

今回の無料配布で、多くの人が『さんぽセル』を使うようになり、小学校が禁止できないようにする(大儲け!)

では無く、

この社会現象で、ランドセルの重量が軽くなり、『さんぽセル』が無くても大丈夫な時代を大人達が作ること

だと言われています。

その時代が到来するまでの、一時的なサポートとして『さんぽセル』が使用され、ゆくゆくは売れなくなることを開発者チームは望んでいるそうです。

なんとも健気な話じゃないですか?

新時代の到来は?

推測ですが、可能性は高いと思われます。

少なくとも、このプロジェクトに賛同した方々が合計で2,020万円をクラウドファンディングに支援されました。

少なくとも、2名の小学校の校長先生が『さんぽセル』の導入を考えています。

そして、世間がこの社会現象に目を向けています。

この動きは、正に「新時代到来」の予兆でしょう!

既に、日本と同じ先進国であるイギリスなどでは、タブレットでの授業を導入しているので通学カバンは非常に軽いです。そして、その小学生達は俗に言ういい学校・いい大学へと進学しています。

日本の教育の質は世界でもトップレベルです!教科書を可能な限り軽量化したり、タブレットで代替するようにしていけば、ランドセルの重量を少なくとも今の5~6㎏から2~3㎏まで落とすことは可能でしょう。

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