「人志松本の酒のツマミになる話」で、長州力さんが忘れられないテレビ番組の内容を語られていましたね。その番組のあるコーナーを色付きで見たい為に、寮仲間とバイトをして1日でカラーテレビ代を稼ぎだすとは・・・。一体どんな番組だったのでしょうか?
【特定】長州力が忘れられないテレビ番組は「夜の大作戦」!
「人志松本の酒のつまみになる話」の公式ツイッターでも長州力さんが語られた番組の特徴が要約されていました。
- 1970年代頃に放送
- 3人の女性のスカートがめくれる
- パンツの色を当てるクイズ
- お菓子の宣伝をする番組
これらの情報から該当する番組は・・・
「夜の大作戦」
ですね。
「夜の大作戦」その気になる番組内容は?
「夜の大作戦」
「夜の大作戦」(MBS)は深夜のお色気バラエティ番組です。
1970年(昭和45年頃)から1974年(昭和49年頃)までの約5年間ほど、土曜日の午後10時半から11時半まで放送されていました。
長州力さんが見られたのは、1974年頃の最終回だったようですね。
司会は、あの藤田まことさんと、桑原幸子さん(「プレイガール」出演の女優)でした。
番組の終盤期は八木治郎さん(元NHKアナウンサー)が司会をされていたので、長州力さんは藤田まことさんを見ていないと思われます。
この番組は以下のようなコーナーがありました。
- オープニングコント
- ゲストの演芸・歌
- 海外パフォーマーのアクロバットなどのフロアショー
- 映画製作コント
- 桑原幸子さん宛のラブレターを読む(応募視聴者が参加)
- 「ショークリメ」
「ショークリメ」
「ショークリメ」というコーナーは、
- スカートをはいたモデルが5名ほど、台の上でゴーゴーダンスを踊っている
- 司会者の合図で、そのうちの1名の足下から送風機で風が吹き出してスカートをまくり上げる
- どのモデルにあたるかをゲームとして楽しむ
- 最後は、全員のスカートがまくられる
という内容でした。
長州力さんが、「3人の女性」と記憶していたのは・・・
毎回5人では無かったので3人だった
5人いたけどテレビ画面には3人しか映っていなかった
などの理由が考えられます。
「お菓子の宣伝」は当時のスポンサーがお菓子会社だった為だと思われます。
追記:1974年のカラーテレビの値段と初任給(公務員)
1974年頃になると、カレーテレビの値段がぐっと下がり、
で買えるようになりました。
現代でも、14万円って高いですけど、当時の価値から現在の価値に換算してみたいと思います。
1974年の、公務員(大卒)の初任給が
2021年の、公務員(大卒)の初任給が
ですので、約3倍ほどの価値の違いがあると考えることができます。
つまり、当時の約14万円を今の価値観にしますと・・・
約42万円
ということになりますね。
長州力さんと仲間たちは、これをわずか1日のバイトで稼ぎ出したということですから、熱いものを感じますね!