女優の水野真紀さんが2018年4月に48歳で聖心女子大学に編入した時は話題になりましたが、昨年2021年に無事卒業されました。50歳前後で勉強をされた目的に感銘を受けました。今回は学歴に注目し、小学校から短大、そして大学をご紹介致します。
水野真紀が48歳で聖心女子大学に編入した理由は?
最近、芸能人の方々でも大学や大学院で再度勉強される方が増えておられます。若くして仕事の世界に入ったので学業をあきらめたり、芸能界で成功するうちに学問に目覚めたりと理由は様々ですが何歳になっても勉強することは大事ですし、素晴らしいことですね。
水野真紀さんの場合は、48歳になられて時に、
と思われたそうです。そして、
という気持ちから大学に編入されることを決められました。
選ばれてのは、聖心女子大学文学部教育学科でした。
女優としても政治家の妻としても一児の母としても成功されているにもかかわらず、再び勉強をしたいと思われる意識の高さは素晴らしいですね。
しかも、大学に編入して本格的に学士号まで取ろうという、本気度・行動力には驚かされます。
水野真紀が51歳で聖心女子大学を卒業されて得たものは?
水野真紀さんは、48歳で聖心女子大学の2年生に編入されてからは、パンデミック前は電車で通学し、パンデミック中はオンラインで授業をすべて履修されました。
しかも、幼稚園教諭の資格も取得する為、週6日も授業を受けた時期もあったそうです!(文系で週6日って普通無いですよね)
その結果、2021年春には無事大学をご卒業されました。
という4年生大学卒業の証書と、
という幼稚園の先生ができる資格を取得されました。
更にご自身のブログで語られているのが、
人間が学びを通して成長し、共に社会を築くとは、どういうことなのか、
そして私個人として、これからの社会に対して、何が出来るのかと、深く考えたことは、私の財産となりました。
いや、深くて重い言葉ですね。
元々、知的で素敵な方が、更にパワーアップされた印象を受けました。
また、この言葉が「大学で何を勉強するの?」と漠然と大学生をやっている若者のハートに火をつけてくれたらと思います。
聖心女子大学とは?
聖心女子大学は、名門女子大学として有名で入学するのは非常に難しいです。
水野真紀さんは、48歳にして
の2年生への編入する為、「一般入試」に合格されました。
水野真紀さんほどの大女優ですから「芸能人枠」とか「特別職業枠」などありそうですが、「一般入試」を受験されるとは現役受験生も脱帽ですね。
水野真紀さんの学歴は?
水野真紀さんは大学2年制に編入されたということで、既に短大で単位を取得されていました。
そこで、小学校から短大に至るまでの学歴を振り返ってみたいと思います。
東京都世田谷区立塚戸小学校
水野真紀さんは、東京都世田谷区出身ですので小学校は地元世田谷区にある公立の塚戸小学校に通われていました。
小学生時代はピアノを習い、水泳教室に通っていたようです。
ちなみに余談ですが、水野真紀さんの実家は、とんねるずの木梨憲武の実家と近所でした。
木梨憲武の親は「木梨サイクル」という自転車屋さんを経営されていて、水野真紀さんはそこで自転車を買ってもらったそうです。
東京大学教育学部附属中学校
水野真紀さんは小学校を卒業後は、国立の東京大学教育学部附属中学校(現:東京大学教育学部附属中等学校)に進学されています。
この国立中学校は偏差値も60ですから、かなり頭が良かったんですね!
水野真紀さんが受験された時代は、
と呼ばれる受験競争が最も激しい時期でしたので、当時の偏差値60は今なら65~70ぐらいの難しさです(所説あり)。
ましてや、国立は「授業レベルはトップだが学費が私立より安い」ので小学校でトップレベルの子供が殺到します。しかもこの頃の私立の進学校は「男子校」・「女子校」でしたが、国立は公立同様に共学でした。
私立の進学校が「男子校」・「女子校」だったのは、
異性にうつつを抜かすと勉強に手が付かず学力が低下する
という現代では理解できない理由です。
それに勝った、水野真紀さんがいかに頭が良かったかがわかりますね。
水野真紀さんは、中学時代は「バレーボール部」に所属して、クラブ活動に汗を流されていました。
しかも、このバレーボール部は「区大会」にも優勝したことがある強豪チームだったようです。
水野真紀さんは正に「文武両道」だったんですね。
東京大学教育学部附属高等学校
水野真紀さんは前述した「東京大学教育学部附属中学校」から内部進学で高等部に進みました。
1948年に開校した、偏差値60の難関国立高校です。
2000年には、「東京大学教育学部附属中等教育学校」に移行し、中高一貫になっています。
ちなみにこの学校は、「双生児の研究」が有名で、入学試験の際に「双子枠」があるそうです。
高校時代はどの部にも属していませんでした(いわゆる帰宅部)。
学校の成績も非常に良く、優等生だったそうです。
東洋英和女学院短期大学
水野真紀さんは高校時代成績が優秀で、大学進学も考えていましたが、在学中に芸能事務所所属が決まりました(後述)。
事務所からは高校時代は学業優先でも構わないが、卒業後は2年で勉強を終わらして仕事に専念して欲しいと頼まれました。
そこで水野真紀さんは2年で終了できる、短期大学への進学を決めました。
「東洋英和女学院短期大学」へは高校時代の成績が優秀だった為、推薦入学で進学されました。
短大では、英米文学を学んでいました。
短大時代は、サークル活動はしていませんでしたが、彼氏がいたそうです。
この頃は、「モテ期」だったそうですが、それから現在に至るまでお美しいので、今も続いていますね(結婚後はさすがに声をかける男性はいないでしょうが)。
ちなみに、水野真紀さんの夫である、後藤田正純さんとはこの頃からの友人だそうです。
ル・コンドン・ブルー
1998年、水野真紀さんは、
と思い、ロンドンにある名門料理学校
に留学されました。
やはり、行動力・実行力が半ばじゃないですね。
服部栄養専門学校
留学から帰られた後も料理の勉強を続けていた水野真紀さんは、2001年には、
で「調理師免許」を取得されました。
いやいや、プロの料理人ですやん!
水野真紀さんは、女優としても一流を極めたプロ根性の持ち主ですが、趣味でも極めてしまったようです。
水野真紀、芸能界入りのきっかけは?
東京大学教育学部附属高等学校在学中に、水野真紀さんは同級生に恋をし、告白しました。
しかし、なんとその男子にフラれたそうです!(ありえない!)
フラれてショックだったある日、水野真紀さんのお姉さんが「東宝シンデレラのオーディション」が記載された新聞の切り抜きを持ってきたそうです。
これを見た水野真紀さんは、
「自分をフッた同級生を見返してやる!」
と、「東宝シンデレラのオーディション」に応募することを決意します。
そして結果は・・・
を受賞されました。流石ですね!(ちなみにグランプリは小高恵美さん(元女優)です)。
ところが、この受賞後の水着撮影で泣いてしまったとか。その理由は・・・
「受賞後にグランプリの子と一緒に私も水着で写真をいっぱい撮られたのですが、グランプリの子にはケープがかけられていたけど、私は水着姿をさらけ出したままで・・・。当時女子高生が水着で写真を撮られるなんて恥ずかしいこと極まりなかったので、撮影が終わったら速攻控室に戻って泣きました」
と語られています。
しかし、東宝芸能のスタッフが水野真紀さんが泣いている姿を見て、
「あの子は悔しくて泣いているんだ!根性がある!」
と勘違いし、グランプリでは無かったのに東宝芸能に所属することになりました。
ただ、高校時代は学業を優先する為、水野真紀さんは芸能活動をしていませんでした。