元おニャン子クラブ会員番号40の生稲晃子さんが参議院議員に当選されました。今だカワイイ見た目(昔を思い出した方)や矛盾発言、パクリ、勉強不足と大炎上しましたが結果的には注目を集めました!正に炎上戦略でした。また、安倍晋三元首相の推薦も大きかったようです。
生稲晃子さんは政治に関しては素人とはいえ、自民党の選挙対策の方々がついているので、本当の意味での失態をするとは思えません(突発的な問題発言はともかく)。
となると、すべてはシナリオ通りだったのではないか?というウワサを検証してみます。
【炎上】事前インタビュー無回答で釈明も失敗!
事前インタビュー無回答!
生稲晃子さんは、6月28日の「NHK候補者アンケート」で26問中ほぼ全部の22問に対して、
で提出されました。
と大炎上しました。
ただ、26問中4問だけは以下のように回答されました。
最も取り組みたいテーマは? ⇒ 社会保障政策
憲法改正は? ⇒ 改正する必要がある
憲法9条改正については? ⇒ 賛成
憲法改正による緊急事態条項創設 ⇒ 賛成
この4問は、自民党が最も推進したい憲法改正に関するもので、生稲晃子さんはこれに対してだけ回答されました。
何か意図的なにおいがしますよね?
無回答への釈明も失敗?
この無回答という件に関して、大炎上した為、生稲晃子さんはご自身のTwitterで釈明と、その他の質問に対する回答をされました。
しかし、無回答だった事を、「事務局責任者のミス」としたことで大炎上しました。
なぜなら、生稲晃子さんは、「NHKの事前アンケート」だけでなく、「日本テレビの事前アンケート」も、
だったからです。
これだと、「事務局責任者のミス」では通らないですよね?
無回答は炎上狙いか?自民党の戦略!
生稲晃子さんは、学生時代スポーツ万能だけでなく、高校時代は学年でもトップクラスの成績をアイドル活動をしながら達成されています。
つまり、元々頭も良い方ですので、いくら政治の専門家ではないにしても「無回答」になるはずがありません。
これは、生稲晃子さんが意見が無いから「無回答」ではなく、
では無いかと言われています。
選挙に勝つために必要な事は、素晴らしい回答で一部のファンを付けるよりも、票をより多くの有権者に入れて頂くことです。
その為には、
がタブーです。
生稲晃子さんの最大の武器の一つである、「元アイドル」(しかも、最も有名なアイドルグループ)を生かすことです。
アイドルは正に偶像ですので、下手な知ったかぶった政治知識を語るより、見た目の美しさを前面に出す方が票は取れます。
また、実際問題、政治に関しての勉強不足はあるでしょうし、
「回答」⇒ 変な色が付く、ボロが出る
「無回答」⇒ 炎上するが話題になる
という戦略的見地から、自民党の選挙対策の方々は生稲晃子さんにあえて「無回答」とするように指示を出したとすれば納得できますね。
現に、トレンド入りして、生稲晃子さんが爆発的に有名になりましたし。
【炎上】多すぎる矛盾発言は狙ってか?
矛盾だらけの事前アンケート回答
生稲晃子さんは、事前アンケートを回答する度に答えが変わることで「矛盾だらけだ!」と炎上しました。
敵基地攻撃能力の問題
⇒ NHKに対しては「無回答」
⇒ 日本テレビに対しては「賛成」
富裕層への課税強化に賛成か?
⇒ 毎日新聞に対しては「反対」
⇒ 朝日新聞に対しては「どちらかといえば賛成」
いや、これは正に矛盾だらけですよね?
どうも、ご自身の意見というよりは自民党の選挙対策からの指示で回答されているようです。
政治家がこんな回答をすれば信用失墜ですが、元アイドルの、しかも生稲晃子さんが言われると「ちょっとカワイイ」と感じてしまうのはおニャン子世代だからでしょうか?
矛盾する、スローガンとアンケートの回答
生稲晃子さんのスローガンは、
を掲げておられます。
それに対して、「NHKの事前アンケート」(再提出版)では、
されていることから「矛盾」していると炎上しました。
まあ、「自分らしく生きられる」を「同性愛も隠さなくていい」と捉えている場合は「矛盾」ですよね?
ただ、「同性婚」は法制度の話なので、
「同性愛」が普通の社会 =「同性婚」OK
というのは若干の飛躍を感じます。
まあ、矛盾をフォーカスする為に「あえて注目した」と言えますよね?
矛盾する、スローガンと支援団体
ご存じのように、生稲晃子さんは5度の乳がんと闘われました。そういった経験から、
「ガンから国民を守る」
というスローガンを一番に掲げておられます(素晴らしいことです!)。
ただ、生稲晃子さんの支援団体の中には、
「全国たばこ販売政治連盟」
があります。
生稲晃子さんは演説の中で、ご自身のガンとの闘病生活の話を感情的に訴えて人気を得られました。
つまりは、ガンになる可能性があるタバコに対しては反対の立場のはずだとして「矛盾」していると炎上しました。
ただ、自民党の立候補者の多くは、
ので、生稲晃子さんに選択の余地があったとは到底思えません。
この「矛盾」も揚げ足取りか、話題作りの為にあえてフォーカスしたと思われます。
【炎上】アンケートの回答が丸パクリ?
生稲晃子さんが、7月5日の「東京新聞社のアンケートの回答」が、別の候補者である朝日健太郎氏の回答と似すぎていて、
と言われ炎上しました。
ただ、回答の内容は自民党選挙対策委員会が準備した「模範解答」であり、テンプレートのようです。
これを使用するようにアドバイスされていたとしたら、「丸パクリ」というよりは「過剰引用」というレベルではないでしょうか?
だいたい、元アイドルが政治家という時点で、
誰も専門家のような回答を期待していない
はずです。
ただ、もうちょっと自分らしい文章に修正するべきだったと、生稲晃子さんのアドバイザーは反省すべきでしょう。
しかし、これも炎上したおかげで「知名度は爆上がり」したので、戦略としては大成功でしたね。
安部晋三元内閣総理大臣の推薦
安倍派の萩生田光一経済産業相がインタビューに答えられた際の発言が、
「亡くなられた安倍晋三元総理が最後に見いだした国会議員の候補が、生稲晃子さんです。私たちはその思いに応えていきたい。安倍さんの人を見いだす力がやっぱり正しかったと彼女に国会の議場の中でしっかり働いてもらいたい」
(引用元:AERA DOT)
ということで、生稲晃子さんは安倍晋三元内閣総理大臣の最後の推薦者だったようです。
追記:特定団体からの支援
萩生田光一政調会長が、
生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か?(引用元:デイリー新潮)
とウワサされています。
教会関係者は、
「萩生田さんは家族同然」(引用元:デイリー新潮)
とおっしゃっているので、もし本当に依頼があったのであれば全面的なバックアップがあったのかもしれません。
結果は、
619,792票
というものすごい数の票を集めましたよね。