2022年10月2日(日)、「第101回凱旋門賞」がフランス・パリのロンシャン競馬場で開催されます。出馬表をご紹介しつつ、有名人が本命視する競走馬をまとめました。「粗品の呪い」の行方は?また、日本馬が勝つ可能性も検証してみました。
「第101回凱旋門賞」出馬表
2022年10月2日(日)、フランス・パリのロンシャン競馬場で開催される「第101回凱旋門賞」の出馬表をご紹介致します。
ゲート | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | メンドシーノ (ドイツ) | 牡4 | 59.5 | R.ピーヒュレク | S.シュタインベルク |
2 | 15 | ヴァデニ (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.スミヨン | JC.ルジェ |
3 | 19 | ドウデュース (日本) | 牡3 | 56.5 | 武豊 | 友道康夫 |
4 | 16 | アルハキーム (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.デムーロ | JC.ルジェ |
5 | 6 | ディープボンド (日本) | 牡5 | 59.5 | 川田将雅 | 大久保龍志 |
6 | 14 | アルピニスタ (イギリス) | 牝5 | 58.0 | L.モリス | M.プレスコット |
7 | 18 | ウエストオーバー (イギリス) | 牡3 | 56.5 | R.ホーンビー | R.ベケット |
8 | 20 | ルクセンブルク (アイルランド) | 牡3 | 56.5 | R.ムーア | A.オブライエン |
9 | 13 | グランドグローリー (フランス) | 牝6 | 58.0 | M.ギュイヨン | G.ビエトリーニ |
10 | 11 | タイトルホルダー (日本) | 牡4 | 59.5 | 横山和生 | 栗田徹 |
11 | 17 | オネスト (フランス) | 牡3 | 56.5 | S.パスキエ | F.シャペ |
12 | 5 | アレンカー (イギリス) | 牡4 | 59.5 | T.マーカンド | W.ハガス |
13 | 12 | バブルギフト (フランス) | 牡4 | 59.5 | O.ペリエ | M.デルザングル |
14 | 7 | ブルーム (アイルランド) | 牡6 | 59.5 | W.ローダン | A.オブライエン |
15 | 4 | シリウェイ (フランス) | 牡4 | 59.5 | M.バルザローナ | F.グラファール |
16 | 9 | モスターダフ (イギリス) | 牡4 | 59.5 | J.クローリー | J&T.ゴスデン |
17 | 1 | ミシュリフ (イギリス) | 牡5 | 59.5 | W.ビュイック | J&T.ゴスデン |
18 | 2 | トルカータータッソ (ドイツ) | 牡5 | 59.5 | L.デットーリ | M.ヴァイス |
19 | 3 | マレオーストラリス (フランス) | 牡5 | 59.5 | B.ムルザバエフ | A.ファーブル |
20 | 8 | ステイフーリッシュ (日本) | 牡7 | 59.5 | クリストフ・ルメール | 矢作芳人 |
「第101回凱旋門賞」有名人や芸能人の本命馬や予想はどれ?
有名人や芸能人の本命馬は?
「粗品の呪い」が発動するかどうかに注目が集まりましたが・・・
- 粗品(霜降り明星): 日本馬以外の外国馬
- 佐々木主浩:14.アルピニスタ
- ゴルゴ松本:11.タイトルホルダー、19.ドウデュース
- レッド吉田: 18.ウエストオーバー
- ジャングルポケット斉藤: 8.ステイフーリッシュ
- キャプテン渡辺:18.ウエストオーバー
- 大久保洋吉: 19.ドウデュース
- 船山陽司: 14.アルピニスタ
なんと!霜降り明星の粗品さん、本命馬を
日本馬以外の外国馬
とすることで、「粗品の呪い」が日本馬にいかないようにされました!
競馬関連誌のプロの本命馬は?
日刊スポーツ
- デスク:14.アルピニスタ
- 取材班:11.タイトルホルダー
- 木南友輔:2.トルカータータッソ
- 藤本マイク:16.アルハキーム
- 奥田隼人:11.タイトルホルダー
- 松田直樹:20.ルクセンブルク
- 太田尚樹:14.アルピニスタ
- 井上力心:14.アルピニスタ
- 奥野庸介:15.ヴァデニ
デイリースポーツ
- 小林正明:20.ルクセンブルク
- 松浦孝司:14.アルピニスタ
- 刀根善郎:15.ヴァデニ
- 島田敬将:2.トルカータータッソ
- 井上達也:15.ヴァデニ
スポニチ
- 東京本社:15.ヴァデニ
- 大阪本社:14.アルピニスタ
- 万哲:15.ヴァデニ
- オサム:14.アルピニスタ
- 鈴木智憲:19.ドウデュース
- 寺下厚司:15.ヴァデニ
東スポ
- 東スポ本紙:19.ドウデュース
- 平松さとし:17.オネスト
- 秋山響:2.トルカータータッソ
- 虎石晃:14.アルピニスタ
夕刊フジ
- (東)本紙:14.アルピニスタ
- (西)本紙:14.アルピニスタ
- (ロ)本紙:2.トルカータータッソ
- 水谷圭助:18.ウエストオーバー
- 森田しの:11.タイトルホルダー
- 志賀弘惟:15.ヴァデニ
- 片山真:15.ヴァデニ
- 板津雄志(サンスポ):17.オネスト
本命馬の総計は?
有名人や芸能人、競馬関連誌の専門家、総勢40名の方々の本命馬の総計を出してみました。
順位 | ゲート | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 票数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 14 | アルピニスタ (イギリス) | 牝5 | 58.0 | L.モリス | 11 |
2 | 2 | 15 | ヴァデニ (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.スミヨン | 8 |
3 | 3 | 19 | ドウデュース (日本) | 牡3 | 56.5 | 武豊 | 4 |
3 | 10 | 11 | タイトルホルダー (日本) | 牡4 | 59.5 | 横山和生 | 4 |
3 | 18 | 2 | トルカータータッソ (ドイツ) | 牡5 | 59.5 | L.デットーリ | 4 |
6 | 7 | 18 | ウエストオーバー (イギリス) | 牡3 | 56.5 | R.ホーンビー | 3 |
7 | 8 | 20 | ルクセンブルク (アイルランド) | 牡3 | 56.5 | R.ムーア | 2 |
7 | 11 | 17 | オネスト (フランス) | 牡3 | 56.5 | S.パスキエ | 2 |
9 | 20 | 8 | ステイフーリッシュ (日本) | 牡7 | 59.5 | クリストフ・ルメール | 1 |
9 | 4 | 16 | アルハキーム (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.デムーロ | 1 |
イギリスのアルピニスタが11票で第1位に、フランスのヴァデニが8票で第2位という結果になりました。
期待の日本馬は、ドウデュースとタイトルホルダーが3票づつで第3位に、ステイフーリッシュが1票で第9位になりました。
ディープボンドを本命にした方はいませんでした。
追記:「第101回凱旋門賞」の結果
イギリスのアルピニスタが11票で第1位に、フランスのヴァデニが8票で第2位が、本番でもワンツーフィニッシュとなりました。
着順 | ゲート | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 票数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 14 | アルピニスタ (イギリス) | 牝5 | 58.0 | L.モリス | 11 |
2 | 2 | 15 | ヴァデニ (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.スミヨン | 8 |
3 | 18 | 2 | トルカータータッソ (ドイツ) | 牡5 | 59.5 | L.デットーリ | 4 |
4 | 4 | 16 | アルハキーム (フランス) | 牡3 | 56.5 | C.デムーロ | 1 |
5 | 9 | 13 | グランドグローリー(イギリス) | 牝6 | 58.0 | M.ギュイヨン | 0 |
11 | 10 | 11 | タイトルホルダー (日本) | 牡4 | 59.5 | 横山和生 | 4 |
14 | 20 | 8 | ステイフーリッシュ (日本) | 牡7 | 59.5 | クリストフ・ルメール | 1 |
18 | 5 | 6 | ディープボンド(日本) | 牡5 | 59.5 | 川田 将雅 | 0 |
19 | 3 | 19 | ドウデュース (日本) | 牡3 | 56.5 | 武豊 | 4 |
「第101回凱旋門賞」日本馬の勝利可能性は?
今まで「凱旋門賞」に勝った日本馬はいません。
それでも、期待したいのが競馬ファンというものです。
凱旋門賞の勝馬データ
「凱旋門賞」は3歳馬が有利と言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
- 3歳牡馬:47頭
- 4歳牡馬:21頭
- 3歳牝馬:13頭
- 4歳牝馬:10頭
- 5歳牡馬:7頭
- 5歳牝馬:1頭
- 7歳:1頭
- 6歳:0頭
100回の歴史の中で、3歳馬が60回も優勝していますね。
日本馬の実力は?
ドウデュースの実力は?
ドウデュースは昨年の2歳限定「朝日フューチュリティステークス」を勝ち、今年の東京優駿を勝った「ダービー馬」です。
3歳有利といわれる「凱旋門賞」に遠征してきました。
前哨戦の「ニエル賞」が4着と不安要素はありますが、鞍上は武豊騎手ですので期待が膨らみます。
タイトルホルダーの実力は?
タイトルホルダーは昨年の菊花賞馬で、今年は天皇賞(春)と宝塚記念を制した、G1三勝馬です。
日本の総大将として期待されています。長距離のスタミナと2200mのスピードも対応できるので、ロンシャンの芝でも対応できるのではないでしょうか?
懸念材料は、前哨戦を使わずに「凱旋門賞」にぶっつけ本番な点ですね。
ステイフーリッシュの実力は?
ステイフーリッシュはG1未勝利馬です。
しかしながら、海外の重賞を2勝、ドバイゴールドカップ(G2)とレッドシーターフH(G3)、と海外適正が高いです。
前哨戦はドーヴィル大賞(G2)で2着と準備は万端です。
そして何より、父があのステイゴールドです。
国内G1では「シルバーコレクター」と呼ばれ2着続きでしたが、引退レースの香港ヴァーズで初G1を飾りました。
ステイフーリッシュは引退レースではありませんが、海外適正の高さと父譲りの「奇跡の力」を発揮するかも?
ディープボンドの実力は?
今回、0票だったディープボンドですが、G1こそ勝っていないものの、実力は高い馬です。
ただ、昨年のフォア賞(G2)で勝利し、「凱旋門賞」でも6番人気でしたが、結果は14着と大敗でした・・・。
このデータから今回、誰も本命馬にしなかったと思われます。
ただ、昨年は本番前にかなり疲労が蓄積してしまい、本番では「まわってきただけ(疲労での故障を避ける為)」とも言われていますので、今年は「もしかしたら」があるかもしれません。